カングー(KWK4M)購入を後悔しないために知っておきたいメリット、デメリット

2022年8月15日

カングーを購入しようか迷っているときに役に立つのが、実際に乗っているオーナーの話です。

2015年にカングーを新車で購入してから7年経過し、日本車では感じたことのない特徴がありました。

結論として「買って満足」なんですが、もちろん良い面ばかりではありません。

カングーを買って後悔しないために知っておきたい、メリット、デメリットについて書いていきます。

車両情報

  • メーカー:ルノー
  • 本社:フランス
  • 車名:カングー アクティフ
  • 型式:ABA-KWK4M
  • アイドリングストップ:なし
  • 適合バッテリー:LN2
  • 初年度登録:平成27年1月(2015年)

カングーの良いところ

カングーといえば、何とも言えないずんぐりむっくりした見た目です。

アクティフだと、オジサンみたいと言われたことがあります。

言われてみると確かに、と納得しましたが。

日本車にはないカワイさなんですよね。

見た目がカワイイと感じる人はカングーを購入して間違いないないです。

本国フランスではカングーは郵便局員が使う商用車です。

街なかで、こんな車が働いているとは、なんてオシャレな国なんだ!

フランス侮れません。

おじさんみたいな見た目

カングーの良いところ第一位は「見た目」!

カングーアクティフは正面からみると、下半分が黒いのでヒゲを生やした顔に見えます。

車体全体も丸みを帯びて柔らかなフォルムです。

観音開きのバックドア

カングーといえば、観音開きのバックドア。

日本車のバックドアは跳ね上げ式が標準的なので、両開きはとても珍しい仕様なのです。

見た目もかわいいし、短い距離でも開くことができます。

収納力はバツグン

後部座席の後ろのラゲッジスペース(荷室)は広いです。

かなりの荷物があっても積み込めます。

ラゲッジスペースの床素材がフワフワで毛羽立ちやすいので、樹脂製のフロアマットを敷きました。

こうすることで、床素材を保護しながら泥、水を気にしなくて良くなります。

樹脂製のフロアマットはホームセンターで1メーター当たり〇〇円で売ってます。

簡単にできるのでアウトドア好きや子供の汚れた物を積み込むときに便利ですよ。

外車の割に値段がリーズナブル

カングーはフランスの車で、一応、外車ですが同じクラスのミニバンと比べてもリーズナブルです。

よく比較されるのは、国産ではトヨタのシエンタ、海外ではフォルクスワーゲンの

カングーのデメリット

カングーは見た目が良いのですが、スペックや先進装備、快適な内装で選ぶ車ではありません。

「もうちょっと何とかならないかな?」と思うところも多いです。

日本車は「細かな点で気が利いた車、とすれば、カングーはおおらかな車とよく例えています。

内装の収納レイアウトがイマイチ

運転席、助手席、後部座席に座ったときに、飲み物や小物を置くスペースがありません。

荷物を置くスペースがあっても、レイアウトがイマイチなので使い勝手が良くないのです。

ドリンクホルダーは使えない

基本的に1個だけです。

ここには350ml缶、500mlペットボトルが入りません。

全くないのも困るので、エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプを運転席側、助手席側にひとつづつ取り付けました。

床の素材がカーペット

床全体がカーペットのような素材で、摩擦で毛羽立ちます。

そのまま放置すると毛羽立ちがひどくなるので、たまにハサミで切ってます。

後ろの荷室は重いものを置くので、ゴリゴリ使おうと思ったらフロアマットを敷くと便利です。

これ、簡単にできますよ。

後部座席が後ろに倒れない

後部座席は固定されています。

長距離ドライブだと必ず子供が寝るので、座席が後ろに倒れないと寝る姿勢がきつそうです。

首がガクンガクンさせながらも寝てます。

完全に後ろに倒したいわけじゃなく、少し後ろに倒れるぐらいで良いんですけどね。

リモコンキーが2つ

カングーは本体のリモコンキーと別にコブラキーがついてきます。

日本の電波法の関係で本体のリモコンキーのロック機能が使えません。

その代わりにコブラキーにロック機能を持たせています。

結果、リモコンキーが2つ持ちになるんですが、車のキーがかさばります。

リモコンキー本体のロック機能を復活させる方法もありますが、違法なので紹介しません。

「純正リモコンキー」の電池交換はこちら。

「コブラキー」の電池交換はこちら。

スライドドアが重い

スライドドアは手動です。

ドアが重いので開け方、閉め方にちょっとしたコツが必要です。

開けるときはドアが重いのである程度の力がいります。

閉めるときは、全開状態ではロックがかかっているのですが、これが硬い。

誤って閉まるのを防ぐために、安全のためのロックは良いのですがとにかく「硬い」。

慣れると出来るようになりますが、初めは戸惑いますね。

後方が見にくい

観音開きは外見が格好良いのですが、ピラーが死角になって後ろが見にくいです。

全く見えないわけじゃないので、安心して下さい。

見にくいってだけです。

運転中の後方確認って頻繁にしないし、駐車場もサイドミラーのほうが重要なので、実際はあまり困りません。

ブレーキダストがひどい

洗車の時にわかりますが、ブレーキダストでホイールが黒ずんでいます。

ディスクブレーキをパッドで押さえつける摩擦力で車は止まります。

この摩擦力の代わりにパッドが削れるのです。

削れたカスがブレーキダストと呼ばれる汚れの正体です。

これはヨーロッパ車はキュッと止まるためにパッドが削れやすくなっているようです。

欧州車のブレーキパッドは日本車とは異なり、柔らかい素材が用いられています。また、ローターも国産にくらべて柔らかく、制動時にはパッドとローター双方が削れることで、高い制動力を発生します。そういった背景から、ホイールはブレーキダストで汚れやすくなっています。

出典:CarMe[カーミー]より

制動力はやや低下しますが、パッドが削れにくい物に変えればダストも少なくなります。

これはカングーが悪いわけじゃなく、ヨーロッパと日本の車に対する考え方の違いでしょうね。

出だしのパワーがない

車体が重いわりにガソリンエンジン1.6Ⅼの排気量なのでパワーがないです。

出だしにアクセルを踏み込んでも「のっそり」スピードが徐々にあがってくるイメージです。

まあ、カングーにはスタートダッシュを望んでいないのでこんなもんでしょう。

平地での高速道路は十分スピードがでますが、上り坂になると要注意です。

長い上り坂だと「ヨイショ!頑張れ」と言いたくなるほど、だんだんスピードが落ちてきます。

上り坂では、他の車の邪魔にならないように、しっかり左車線を走りましょう。

パワーがないから出だしが遅いだけで、ゆっくりスタートする分には問題ないです。

カングーはスピードを競うような車ではないので当然ですね。

ワイパーが立てられない

こちらは雪に縁がない場所ですが、雪国では冬場にワイパーを立てるそうですね。

ワイパーに雪が積もったり、破損を避けるためだとか。

このカングー(ABA-KWK4M)は、ワイパーが立てられません。

フロントガラスの掃除をするとき、ワイパーブレードやワイパーゴムの交換の時にひと手間かかるくらいで、困ったことはありません。

豪雪地帯でもない限り、あまり関係ないかもしれませんね。

車幅が広い

カングーの車幅は1830㎜です。

他の車と比較してみましょう。

車名車幅
カングー(アクティフ):ルノー1830㎜
ベルランゴ(フィール):シトロエン1855㎜
リフター(GTライン):プジョー1850㎜
エルグランド(2WD 250Highway STAR S) :トヨタ1850㎜
デリカ(D:5):三菱1795㎜
ヴォクシー(S-G 2WD):トヨタ1730㎜
セレナ(2WD X):日産1695㎜
シエンタ(FUNBANSE X):トヨタ1695㎜
フリード(B Honda SENSING):ホンダ1695㎜

よくカングーの比較に出されるベルランゴ、リフターの車幅あたりとほぼ同じ大きさです。

逆に国産のミニバンは車幅がコンパクトですね。

国産と比較するとエルグランドが同じぐらいなんですね。

そう考えると車幅デカい!

セレナ、シエンタ、フリードは1695㎜なのでカングーに比べて130㎜もスリムです。

当然、車幅が大きいと狭い道路を走るときに気をつけないとサイドミラーをぶつけたり、曲がるときに車体をぶつける可能性がでてきます。

アウトドアが好きな人は、山や海に行くときに狭い道路を走ることがあるので「運転不安だな」という人は覚悟が必要です。

メンテナンス費用が高い

ルノーは日産と併設されていることもありますが、基本的には外車(フランス)なのでメンテナンスや修理費用が高いです。

まあ、それはディーラーに依頼すればの話ですが。

実際にかかった費用がこちらです。

オイル交換

カングーを購入した理由

もちろん「見た目」。

ほとんどの人はそうじゃないかな?

購入価格は新車で230万ぐらいだったと思います。

国産のミニバンと比べても、ビックリするほど高い値段じゃありません。

カングーを長く乗り続けて思ったこと

7年以上カングーに乗ってみてわかったのは、外車といっても車に変わりないということ。

確かに日本車に比べてクセがありますが、個性と。

車検はディーラーに依頼すると高い。

これは日本車も同じです。

外車であればパーツを日本に持ってくる輸送代、人件費、管理費、など何かと理由をつけて強気な値段設定にしています。

ただ、「外車対応OK」の車検専門店や整備工場、ガソリンスタンドであれば、車検も消耗品交換も日本車と同じようにやってくれます(割増料金の可能性あり)。

「外車お断り」のところもありますが、消耗品交換でよくある「オイル」「エレメント」「タイヤ」「バッテリー」「電球」の交換はだいたい受け付けてくれます。

特殊な故障はディーラーに依頼することになりますが、地域の自動車整備工場に依頼して解決することもよくあります。

できれば、地域の自動車整備工場に定期的に通っておくといろいろ相談できるのでオススメです。

なぜ全国チェーンのガソリンスタンドじゃないかというと、地元の整備工場は人が入れ替わらないからです。

個人が経営している工場であれば、ずっとそこで商売しているので信用が第一。

適当な整備をしていれば必ず悪い評判になるので、必ず責任をもって良い仕事をしてくれますよ。

少なくとも地域で長いこと経営できている自動車整備工場は信用できます。

まとめ

現行カングーの中古を探したい人はこちら

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