カングーを新車で購入して10年、ふと、スペアタイヤが気になって取り出してみました。
車載工具が分あれば2~3分で簡単に取り出せるので、まだの方は経験しておくと役に立つかもしれません。
スペアタイヤってしょぼいイメージがありましたが、外してみるとコンチネンタルのしっかりしたやつでした。
外したついでに鉄製ホイールを「つやなし黒」で塗装したので、良ければ参考にしてみてください。
スペアタイヤの取り外し方
スペアタイヤの場所

車体を後方からのぞき込むと、手前にスペアタイヤが見えます。
スペアタイヤは鉄製のリフトで持ち上げられているので、これを車載工具で取り出していきます。
荷室の車載工具を取り出す

カングーの荷室側面に車載工具が収納されています。

取り出した車載工具はこんな感じ。
画像では見えませんが、六角レンチ(黒い鉄の棒)を使います。
六角レンチを使う

バックドアを開けたところです。
一カ所だけ大きな穴が空いていて、その中に六角ボルトがあるのでレンチで左に回します。

左回しを続けていると、ガッチリ固定されていたリフト部分が緩んできます。
リフト部分は車体側にあるフックに引っかかっているので、フックから取り外すと画像の状態になります。
ここまで外れるとタイヤは自由に動かせるんですが、思いのほか重いので引っ張り出します。

タイヤ表面にはリフト部分で圧迫されていた形がついてます。
しかもホイールも汚い。
10年ほどタイヤ交換していないので、さすがに交換したほうが良さそうです。
ホイールの塗装方法
塗装前の清掃と油分取り

塗装する前の「汚れ落とし」「油分取り」は必須。
汚れや油分が残っていると、塗料が乾燥しても後で剥がれてくる原因になります。
油分取りでいつも使っているのは、ソフト99のシリコンオフスプレー。
みんカラや車関係の情報を集めると必ずでてくる人気商品です。
多くの人に使われているということで信頼しています。
塗料はラッカースプレー「つやなし黒」を使用

ラッカースプレーの「つやなし黒」で、ニッペのものをチョイス。
塗装後も、しっかり色がのってます。
マスキングテープとトランプによる養生

養生のやり方は色々ありますが、タイヤ裏面は建築用の養生テープを使用。
塗料が多少タイヤについても問題ないので、タイヤとホイールの境目部分だけ養生しました。

タイヤ表面側はトランプ(プラスティック製)をホイールに挟み込んで養生しました。
ホイール塗装の養生で、トランプを使った方法はポピュラーなようです。
タイヤを車体から外して塗装するので、養生の方法としてはどちらでも良かったです。
繰り返し使えるという点では、トランプのほうが良いし噴射した塗料が飛び散りにくいという利点があります。
タイヤを車体から外さず、そのまま塗装する場合はトランプのほうが良いかもしれません。
まとめ
スペアタイヤは普段使わないですが、いざという時のために取り外しを経験することをおすすめします。
使っていないタイヤですが10年もたてば経年劣化しているので、近いうちにタイヤ交換しておこうと思います。
※トーヨータイヤのSD7シリーズは2023年で廃盤
ホイール塗装は養生をしっかりしておけば、ラッカースプレーでもそれなりにキレイに塗れます。
難易度は低いですが、塗料のニオイがそれなりにでてしまうので、近所迷惑にならないよう気をつけてください。