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【再挑戦】灯油のポリタンク塗装にプライマーは有効なのか試してみた

前回、何の知識もないままポリタンクに塗装して、塗料が定着せずに失敗。

※ポリプロピレン(PP)は通常、塗装には不向きな素材です。

塗装して数か月後も経つと画像のような状態…

指で触っただけですが、気持ち良いぐらいパリパリが剥がれていきます。

素材によって、塗装って剥がれるんですね。

これでも塗りたてはキレイだったんです。

前回、失敗した時の記事はこちら↓

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今回は、塗装を強固にするプライマー(下塗り剤)を追加して再挑戦してみました。

塗料が完全に定着したわけではないですが、前回に比べてかなり耐久性はアップしています。

再塗装までの手順

塗装をはがす

まずは、前回の塗料を落としていきます。

今回は耐水ペーパーの500番で、表面をざっくり削っていきます。

まだ細かいところは残ってますが、どうせ表面を塗装するので、あまり気にせず完成とします。

のちの反省点で書いてますが、塗料が定着するためには「汚れ」「油分」の除去が大事。

今回、油分取り(脱脂)の作業を忘れていましたが、挑戦する方は下地処理を忘れずにやっておきましょう。

キャップ部分は塗装しないので、養生テープで養生しておきます。

どこのでも良いですが、100均で売ってるのは短いので長めのやつがおすすめです。

ニッペのマルチミッチャクプライマーを塗る

ニッペの「マルチミッチャクプライマー」を使います。

出典:ニッペの商品ページより

対応する素材一覧に、プラスチック(PP)が入っています。

2重丸じゃないところをみると、やっぱり塗料が定着しにくい素材なんでしょうね。

プライマーの使用方法

  • 塗る前に汚れや油分を拭き取る
  • 缶を良く振って中身を撹拌する
  • 塗る
  • よく乾燥させる

塗った直後はテカテカしていますが、よく乾燥させてから色を塗っていきます。

PPバンパースプレー(黒)で再塗装

前回と同じ塗料じゃないと違いがわからないので、PPバンパースプレーで塗っていきます。

塗った直後から、ぐんぐん乾いていきます。

やっぱり塗りたてはキレイですね。

塗装からおよそ1年後

塗ったことも忘れていましたが、およそ1年後こんな感じになりました。

画像を撮る前に「マイクロファイバークロスで水拭き」しています。

前回と違って、水拭きしても大丈夫なことに驚きです。

もちろん、指で触ってもポロポロとれません。

塗料も浮いてないし、耐久性は大幅に向上しています。

ただ、物にぶつかったり引っかいたりすると、さすがに塗料は剥がれます。

試しにツメでガリガリ引っくと、こんな感じになりました。

ポリプロピレン(PP)で、ここまで塗料が定着できていれば大満足です。

今回の反省点

今回、プライマーを塗る前に油分取り(脱脂)を忘れてました。

油分が残っていると、塗料が剥がれやすくなります。

しっかり脱脂しておけば、プライマーの効果をもっと引き出せたかもしれません。

そして、プライマーとラッカースプレーをもう少し厚く塗っとけば良かったかな…

などどと考えていると、もう一回塗ってみたくなりますね。

まとめ

基本的に、ポリタンク(PP素材)に色を塗るのはやめましょう。

プライマーを使って、ようやく塗料が定着しましたが、これも完ぺきではありません。

塗った後に触らず、そっと飾っておくならまだありですが。

今使っているポリタンクを捨てるのはもったいないので、塗装が剥がれるたびに塗りなおして使っていこうと思います。

  • この記事を書いた人

ピコリ

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