ふと気が付くとカングーのタイヤの溝が減って、側面にヒビがありました。
タイヤがすり減って溝がないけど交換時期かな?ヒビがあってもまだ乗れるかな?
前回タイヤ交換した日をチェックすると3年経過していたので、早速ネットでポチっと購入して近所の整備工場で交換してもらいました。
自宅の車(2台)は、トーヨータイヤ(TOYO TIRES) の低燃費タイヤ「SD-7」ですが、日本メーカーの割に値段もお手頃なので気に入ってます。
ちなみに生産は中国の工場なのでお間違いなく。
交換時期が近付いたら金額を定期的にチェックしたり、Amazonや楽天市場のセール時期にあわせての購入が断然お得です。
ガソリンスタンドでタイヤ交換するより「ネット購入」→「工場で交換」のほうがトータルで安いことが多いので、「キャンペーン中」に惑わされずタイヤの値段と工賃の相場を調べておきましょう。
注:著者は自動車整備に関して素人です。記事の内容を真似するときは自己責任で参考程度にしておいてください。カングーの維持費を抑えつつ日常の足として使える車であって欲しいと願っています。
\ オートウェイは「タイヤ専門店」です /
タイヤの見た目と表面保護のためにタイヤワックスを使ってます。
カングーのまとめ記事はこちら↓
カングー(ABA-KWK4M)の車両情報
- メーカー:ルノー(本社フランス)
- 車名:カングー(アクティフ)
- ドア数:5ドア
- 乗車定員:5名
- 型式:ABA-KWK4M
- 全長×全幅×全高:4280×1830×1810mm
- 車両重量:1460kg
- 総排気量:1598cc
- 燃料タンク:56リットル
- 使用燃料:ハイオクのみ
- タイヤサイズ:195/65/R15(前後同じ)
- アイドリングストップ:なし
- 適合バッテリー:LN2
- 初年度登録:平成27年1月(2015年)
「タイヤはネットで購入」して「整備工場で交換」が安い
タイヤ交換の場合、ディーラーやガソリンスタンドなどに依頼すると工賃を含めた1本あたりの値段で提示されると思います。
見積もりで「高いな」と思っていたんですが、ネットでカングーのタイヤを探すとムチャクチャ安いんですよね。
※タイヤ1本あたりの相場は6,000~9,000円ぐらいが多いようです。
タイヤ交換の工賃は、持ち込みとそうでない場合に分けられます。
- ネットでタイヤを持ち込んで交換→タイヤは安いが工賃高い
- その場所でタイヤを購入して交換→タイヤは高いが工賃安い
こんな感じで、その場所(ディーラーやスタンド)でタイヤを購入すると工賃は安くなるんですが、ここが落とし穴。
トータルの出費がいくらになるか比較すると「ネットで購入して自動車整備工場で交換した場合」が一番安くなりました。
どこの自動車整備工場が良いかは、住んでいる地域で検索してみてください。
「行ったことがない自動車整備工場って電話しにくい」とか「常連さんじゃないと相手にしてくれないんじゃないの?」って思ってましたが、今はネットがあるので便利です。
それが「タイヤ交換チケット」という物です。
これは、ネットのタイヤ販売店と提携した地域の「タイヤ取り付けできるお店」で「タイヤ交換チケット」が使えるという便利なサービスです。
「ネットでタイヤを購入」→「取り付け工場に直送」→「日程調整」→「手ぶらで現場到着」→「タイヤ交換」という流れも可能です。
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タイヤに関する情報を確認する
- カングー(KWK4M)の純正タイヤサイズ
- 現車のタイヤサイズを確認
- タイヤ製造年の確認
- タイヤの空気圧を確認
タイヤサイズを間違って注文しないためにも、取り付けられているタイヤを見て「タイヤサイズ」「製造年」の確認をしておきましょう。
どうしてもわからない場合でも、お店が問い合わせ対応していれば事前に確認をとっておきましょう。
カングー(KWK4M)の純正タイヤサイズ
カングーのモデルチェンジは、カングーⅠ(初代:2002-2009)、カングーⅡ(2代目:2009-2021)、(3代目:2022-)と分かれます。
※年代は日本発売の年です。
カングーⅡ(2代目:2009-2021)の純正タイヤサイズはこちらです。
- モデル:カングーⅡ(2代目:2009-2021)
- 通称:デカングー
- 販売時期:2009年(平成21年)以降
- 型式:ABA-KWK4M(2009-2017) ABA-KWH5F1(2016-2020)
- 純正タイヤサイズ:195/65R15
ちなみにカングーⅠ(初代:2002-2009)のタイヤサイズはこちらです。
2代目に比べてサイズが小さめですね。
- モデル:カングーⅠ(初代:2002-2009)
- 販売時期:2002年(平成14年)以降
- 型式:GF-KCK7J(2002) GH-KCK4M(2003-2007) ABA-KCK4M(2007-2008)
- 純正タイヤサイズ:175/65R14
現車のタイヤサイズを確認
タイヤの側面に195/65R15 91Hと記載されています。
それぞれ数字に意味があるので、タイヤを購入するときに必要な情報です。
- 195→タイヤ幅(㎜):タイヤの断面幅
- 65→偏平率またはタイヤ外径(%):タイヤの厚み
- R→ラジアル構造:タイヤの構造(現在ほとんどがラジアル)
- 15→リム径またはホイール径(インチ):タイヤとホイールが接触する部分
- 91→荷重指数(ロードインデックス):タイヤ1本に負荷できる最大荷重
- H→速度記号:最大荷重状態で走行可能な最高速度を示す記号
特に「195/65R15」が大事で、ここを間違えるとタイヤとホイールのサイズが合いません。
タイヤ製造年の確認
下2けたが製造年、隣の2桁が製造した週数になります。
この場合は、2019年の第13週(4月22-28日)に製造されたものだとわかります。
ちなみに、製造年の前に書かれた「379」という文字ですがトーヨータイヤ(TOYO TIRES)の場合は設計コードだそうです。
タイヤの空気圧を確認
カングーは運転席のドアのところにシールが貼られています。
タイヤのサイズによって若干違うんですね。
195/65R15の適正な空気圧
- 前輪:2.3bar または 230kPa
- 後輪:2.2bar または 220kPa
タイヤ交換時期の目安
以下は、カー用品のジェームスより引用させていただきました。
出典:「タイヤ交換時期の判断基準!プロが教える目安や寿命」より
- スリップサイン→即交換
- 走行距離→5000kmで1㎜摩耗
- 使用年数→4、5年
- 見た目→キズや変形、偏った摩耗
- 走った感覚→ロードノイズ(走行音)
また、ブリジストンでは「溝が4㎜以下」または「製造から5年以上経過」で交換をすすめています(夏タイヤの場合)。
出典:「タイヤの寿命はどれぐらい?知っておきたい交換時期と見分け方」より
スリップサインは即交換
タイヤの溝の深さを確認するときは、ハンドルを回して停車すると簡単にタイヤの溝がみえます。
道路交通法では「タイヤの溝が1.6㎜以上ないと道路を走ってはダメ」となっています。
ツルツルタイヤの場合、雨で路面がぬれているときは滑りやすいので運転は危険です。
ブリジストンのデータでは「溝が4㎜以下になると制動距離が延びやすい」とあるので、ひとつの目安になりますね。
「もったいないからタイヤの溝が1.6㎜になるまで乗り続けるんだ!」ではなく、溝が4㎜付近になった段階で交換したほうが安心して運転できます。
5,000kmで約1㎜摩耗する
新品のタイヤの溝はおよそ8㎜とされています。
5,000kmで約1㎜摩耗すると、新品の8㎜の溝が1.6㎜(道路を走れるギリギリ)に減るまで35,000kmから40,000kmぐらいが目安となります。
あくまでギリギリ走れるという前提で考えればですが。
「4㎜以下の溝になると制動距離が伸びやすくなる」ことを考えれば、もっと早いタイミングで交換したほうが安心ですね。
道路の状況や走り方によっても溝の減り方が変わります。
例えば、毎日100km運転する人は1年で「365日×100km=36,500km」となるので、タイヤは1年でダメになるかもしれません。
新しいから大丈夫というわけではないのです。
タイヤの製造年をチェックする(使用年数は4、5年)
ゴムは紫外線や化学薬品にさらされると劣化しますが、実は時間の経過でも劣化するのです。
タイヤが製品になって倉庫で保管されている間も劣化がすすんでいるので、保管期間が長ければ「新品で買ったけど古い状態」になってしまいます。
いくら安くても製造年が古いタイヤは避けたほうが無難です。
タイヤを購入する前に「製造年」もチェックしておきましょう。
見た目(キズや変形)に注意
タイヤ側面にひび割れがありませんか?
表面の細かいひび割れは、そのまま乗り続けても問題ないですが、内部に達しているとバースト(破裂)する可能性があるので危険です。
素人には判断しづらいので、気になるときはプロに見てもらいましょう。
走った感覚(ロードノイズ)
「音がうるさくなった」「振動が大きくなった」など走った時の感覚が普段と違うようであればタイヤをチェックしましょう。
ただ、感覚だと素人にはちょっと難しいので、走行距離や製造年、見た目でチェックしたほうが交換の判断がしやすいと思います。
タイヤの種類
タイヤは季節で分けるとサマータイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤの3種類に分けられます。
- サマータイヤ:夏用タイヤだがオールシーズン
- スタッドレスタイヤ:路面が凍る時期のみ
- オールシーズンタイヤ:サマータイヤとスタッドレスの中間
暖かい地域の人は、路面が凍ることがないのでスタッドレスタイヤは必要ありません。
タイヤの性能でわけることもありますが、普通に走るならコンフォートタイヤ(標準タイヤ)で問題ありません。
- コンフォートタイヤ(標準タイヤ)
- プレミアムタイヤ
- ミニバン用タイヤ
- SUV用タイヤ
- スポーツ走行用タイヤ
- ランフラットタイヤ
まとめ
「タイヤは高ければ良くて、安ければダメだ」というものではありません。
確かに高い物ほど性能が良いですが、自分の目的にあった種類を選ぶことが大事です。
値段はタイミングによって変動するので、交換時期が近付いたら定期的にチェックしてみましょう。
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