車の樹脂製パーツは経年劣化で白く(白化)なってきます。
自宅に2台ある車も「古い感じがして何とかしたいな」と思っていましたが、調べると色んな方法があるんですね。
新品交換は除いて、今ある樹脂製パーツの黒さを復活させる方法は大きくわけて4通り。
黒化の方法
- コーティング剤(表面をツヤだし&保護)
- 炙る
- 再塗装(黒く塗る)
- 削る
それぞれメリット、デメリットがあるのでまとめてみました。
黒さ復活を考えている方は参考にしてみてください。
カングーのまとめ記事はこちら↓
白化の原因

簡単に言うと「素材表面の細かなキズ」です。
「なんでぶつかってもいないのにキズが出来るの?」という話ですが、紫外線と熱の影響を受けて樹脂素材の分子結合が破壊されるようです。
小さなキズ(クラック)に光が入り込み反射することで、人間の目には「白っぽく見える」というわけです。
参考文献:
日本ライティングBlog,【未塗装樹脂コーティング】未塗装樹脂部分の変色・白化を解消する手入れ方法
黒化の方法別「費用」と「難易度」と「耐久性」
方法 | 費用 | 難易度 | 耐久性 |
---|---|---|---|
コーティング剤 | 500~7,000円 | 簡単~普通 | 1~12か月 |
炙る | 3,000~7,000円 | 難しい | 数年 |
再塗装 | 1,000~3,000円 | 普通(※注) | 数年 |
削る | 100~500円 | 簡単 | 1か月 |
※注:塗装のみの難易度です。パーツを取り外す手間は除いています。
黒化の方法4つについて表にまとめてみました。
それぞれ、特徴がありますが手軽さでいうと「削る」のが一番簡単ですが、耐久性が低く色ムラが発生しやすいというデメリットもあります。
DIYが好きで、パーツの取り外しが苦にならない方であれば「再塗装」がオススメです。
表面に塗装すると新品同様に戻るので、コーティング剤のように流れ落ちる心配がありません。
一度、コツを覚えれば白化するたびに塗装ができるので再現性が高い方法です。
実際に再塗装した記事↓
メリット、デメリットについては各項目ごとに紹介していきます。
コーティング剤
車用品メーカーの商品
用途は「自動車の未塗装樹脂用ツヤ出しやコーティング」で容量は10mlです。
UV吸収剤を配合し紫外線や熱による白化や撥水効果により雨や水による劣化を防ぎます。
強固な硬化被膜を形成して高い耐久性を発揮します。
コーティング効果が最長で1年間持続。
造膜型高耐久ハイブリッドコーティングで長期耐久を実現,
細部まで塗りやすい専用スポンジ付きなので、スポンジで塗り込んで付属のクロスで拭くだけです。
他の商品は1000から2000円が相場ですが、倍以上の値段がしますが口コミや評価は良いです。
樹脂用耐久コート剤で容量は150mlで、脂表面にガラス状の硬い乾性皮膜を形成し色あせた樹脂も蘇えらせます。
耐久性は自然なつやは6~12ヶ月にわたり持続。
300℃の耐熱性があり、エンジンヘッドカバー等、熱の掛かる箇所にも最適。
色あせした未塗装樹脂を新車時のような黒い艶に復活させるプロ仕様のコーティング剤です。
高濃度可撓性レジンコート剤でツルツルの仕上りと撥水効果が6ヵ月以上持続します。
セット内容は、「コート剤(10ml)」「マイクロファイバークロス」「コーティングスポンジ2個」です。
ベビーオイル

ダイソーのベビーオイルで樹脂パーツのツヤを復活させている方がいました。
ただし何度か洗車するとベビーオイルが流れてしまうようで、耐久性はそんなに高くないです。
手軽なのでお試しにやってみる手はあります。
参考文献:
クルママガジンイキクル,劣化した劣化した樹脂パーツって車が古ぼけませんか?黒樹脂復活を試してみる!
みんカラ「若旦那@讃岐藩士の"四号機"」,【ダイソー】色褪せた無塗装樹脂のツヤを復活♪【チューンw】
楽しい車に乗ってワクワクしよ!【楽車どっとこむ】「みー(楽車どっとこむ 編集長)」,100均NG!シリコンスプレーで樹脂パーツの劣化を直せる!マジでKURE最強
DARADARA.site,未塗装樹脂コーティング剤のおすすめ5選!白化した部品が復活【比較あり】
炙る
この方法は、熱で表面を柔らかくして再び硬化させることで表面のキズ(クラック)を修復します。
小さく浅い傷なら元に戻せたり、樹脂製パーツだと凹みも元に戻るらしく修理工場でよく使われる方法のようです。
ただし、熱を加え過ぎるとパーツが変形して元に戻らなくなる可能性があるので一般人にはオススメしません。
どうしてもと言うなら、ガスバーナーよりもヒートガンのほうが熱が安定して失敗は少なくなると思います。
ヒートガン
ヒートガンはドライヤーのような形をした「熱風をだす機械」で、ヒートガンのほうが非常に高温になります。
ヒートガンは300~600℃程度になりますが、ドライヤーは「吹き出し口から3cmのところの温度が140℃以下(JIS規格)」です。
ヒートガンはマキタも出していますが、ケース付きで口コミも良いのですが値段もそれなりにします。
ガスバーナー
熱が加えられれば良いので、ガスバーナーで炙る方法もあります。
ガスはドラックストアでも売っているので手軽にチャレンジできますが、失敗の可能性もあるのでオススメしません。
再塗装

削る
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは表面を薄く削り取るので樹脂パーツに大きなダメージを与えませんが、同じ場所を繰り返し強く磨いてしまうと色ムラの原因になります。
また、表面がザラザラした(梨地:ナシヂ)加工だと、模様に応じて凸凹になっているので、低い部分が削れない場合があります。
手軽にできるけど、自分で施工すると難しいかもしれませんね。
参考動画:スグレモン自動車用品,白くなった黒い樹脂パーツを激落ちスポンジで復活?カウルトップパネルをメラミンスポンジで磨く
参考文献:
日本ライティングBlog,【未塗装樹脂コーティング】未塗装樹脂部分の変色・白化を解消する手入れ方法
まとめ
車はずっと乗っていると愛着が湧くし、古くなっても出来る限りキレイにしてあげたい。
かといって、古くなったパーツを新品に交換しようとすると、部品代と工賃で金額がとんでもないことになります。
「キレイにしたい、でもあまりお金はかけられない」のが普通だと思うので、プロじゃなくても素人でもできる方法が知りたいですよね。
樹脂製パーツを黒くする方法もメリット、デメリットを知って、自分に合う方法でチャレンジしてみてください。