タントのリアワイパーは樹脂製パーツなので、12年以上乗り続けているうちに真っ白に(白化)なってきました。
樹脂製パーツは早ければ2~3年ほどで白くなり始めるそうです。
白くなると車自体が古臭く見えるので、どうしようか悩んでいたところスプレーで再塗装することにしました。
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樹脂製パーツを黒くする方法について詳しくはこちら。
準備するもの
- スプレー(樹脂製パーツ専用)
- 六角レンチ(10㎜)
- 養生テープ
ワイパーアームを外す時にナットで固定されているので、六角レンチが必要です。
養生テープはワイパーアームをすぐに元に戻せるように印をつけます。
塗装は樹脂製パーツ専用のスプレーを使いましょう。
樹脂パーツは塗装が定着しにくいので、通常は下地処理しますがこのスプレーは必要ありません。
めんどくさがりなので助かります。
下地処理とは、「塗料が素材に定着しやすくする処理」です。
ミッチャクロンなんかが有名ですね。
使用したスプレー
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こちらがユニコンの「PPバンパースプレー 960E 艶消しブラック」内容量は420mlです。
何カ所も塗装してますが、未だに「色ムラ」や「垂れる」といった失敗がありません。
1本でかなり塗れますが、このスプレーにハマりすぎてもう1本買ってしまいました。
六角レンチ
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ワイパーアームの根元はナット(10㎜)で固定されているので、対応する六角レンチが必要です。
ワイパーアームの外し方
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リアワイパーアームは根元が10㎜のナットで固定されています。
ナットは樹脂製パーツでカバーされているので、通常は隠れています。
カバーは手前に引っ張れば簡単に外れます。
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ワイパーアームを外す前に、養生テープで今の位置が分かるように印をつけておきます。
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アームを元に戻す時に印があると、取り付け位置の微妙な調整の必要がありません。
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カバーを外すとナットが見えます。
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六角レンチ(10㎜)でナットを緩めます。
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ナットが取れたら、手前に引っ張るだけで取り外せます。
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フロントワイパーは硬いことがあるのですが、リアワイパーは軽い力で簡単に外せました。
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もしも、硬い時は前後にゆすると外しやすくなります。
塗装と乾燥
塗装のコツは「薄く塗ること」です。
最初から厚く塗ると、塗料が垂れたり色ムラになりやすいです。
薄く塗って、色を重ねる感じでだんだん濃くしていきましょう。
1回目の塗装
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洗った後なので少し黒っぽく見えます。
スプレーは新聞紙1枚を広げたスペースで塗りました。
塗り方にもよると思いますが、スプレー缶を20~30㎝離した状態で吹きかければあまり飛散しません。
新聞紙のスペース+周囲1mぐらい間隔をとっていれば塗料が飛ぶことはないと思います。
※塗料が飛散すると色が落とせないので、ガラスなど要注意です。
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20~30㎝ほど離してスプレーしていきます。
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色ムラにならないように反対側からもスプレーしました。
1回目の乾燥
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思いのほか厚く塗り過ぎましたが、本当はもっと薄く塗りましょう。
ただ、このスプレーなら雑に塗ってもキレイに仕上がるので安心してください。
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3~4分でテカテカしていた表面が「ツヤ無し黒」になってきました。
乾燥が早いので、待ち時間が短くて作業がはかどります。
2回目の塗装
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2回目のスプレーも厚く塗ってしまいました。
もっと薄く塗ったほうが、失敗がなくて良いです。
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色ムラにならないように反対側からも塗りました。
2回目の乾燥
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塗った直後はテカテカしています。
かなり黒くなってきました。
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乾燥するとキレイなツヤ無し黒になりました。
塗装の仕上がり確認
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表面はキレイなツヤ無し黒に仕上がっています。
目視では特に色ムラは見当たりませんでした。
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ワイパーアームの根元付近です。
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アームの中央部分です。
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アームの先端です。
表面の梨地(でこぼこ)がうっすら見えているので、塗装の影響はなさそうです。
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ほぼ新品のように戻りました。
ワイパーアームの取り付け
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取り付けはナット(10㎜)で固定するだけです。
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ワイパーアームを養生テープでつけた印に合わせます。
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ナットを取り付けます。
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最後にカバーを上から押し込めば「パチッ」と固定されます。
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取り付け完成です。
塗装前後の比較
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光の加減もありますが、ワイパーアーム側面の黒が少し薄い感じがします。
そんなに気になるほどではないですが、側面からのスプレーが若干少なかったかもしれません。
塗装の良い点は、「外し方さえわかれば何度でもやり直しができる」ということ。
暇なときにまた塗装しようと思います。
まとめ
樹脂製パーツの白化で悩んでいる方は多いと思います。
単純に新品交換すれば良いんですけど、それだとパーツ代と工賃でかなりの出費です。
手間とお金を天秤にかけながら考えた結果、「専用スプレーで再塗装」を選びました。
パーツ外しがちょっとメンドクサイですが、これができれば作業は8割がた完成です。
スプレー塗装は、かなり大雑把でも大丈夫です(私にもできました)。
自宅に車が2台あるので、ちょこちょこと暇をみながらパーツを外して再塗装してます。
樹脂パーツに黒が戻ると見た目がキレイになるし、「自分が手をかけてやった感」があるので愛着も湧いてきます。
気になる方は、記事を参考にチャレンジしてみてください(自己責任で)。
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