今回は、ダイハツタント(DBA-L375S)のオーディオ交換で必須な、オーディオパネルの取り外し方について紹介していきます。
オーディオ本体の交換や接続は、手順も簡単で難易度はそんなに高くありません。
エンジンルームを触るのと違って取扱いの危険度は低く、やる気さえあれば何とかなります。
手間がそれなりにかかるので専門店に依頼すると高額になりますが、自分でやれば大幅なコスト削減が可能です。
車に愛着も湧くし、DIY好きなら「もっとこうしようかな?」という気持ちも湧いてきて楽しいですよ。
それでは、画像とともに手順をみていきましょう。
必要な工具と準備
- プラスドライバー
- 内張りはがし
内張りはがしはプラスティック製がおすすめ。
以前使っていたメーカー不明の物は柔らかすぎるので、今はKTCを使っています。
程よい硬さがあって力を入れやすいです。
金属製の内張りはがしだと、オーディオパネルやその周辺の柔らかい部分がキズつきます。
絶対キズをつけたくない場合は、工具が接触しそうな部分に養生テープを貼って保護しましょう。
オーディオパネルの取り外し手順
今回外すオーディオパネルはこちら。
つまみ類の取り外し
エアコンのつまみ類は引っ張るだけでとれるので、まずは「風向調節」「風量調節」「温度調節」の3つを外していきます。
つまみの裏側に切り欠きがあって、「エアコン側の軸部分」と「つまみ」の取り付けられる位置が決まっているので、「止めた位置を覚えておく」と取り付けが早いです。
外気循環と内気循環の切り替えレバーも引っ張るだけで簡単に取れます。
風量調節のつまみを外した部分にネジが隠れているので、プラスドライバーで外していきます。
オーディオパネルを止めているネジはこれだけ。
パネルの取り外し
オーディオパネルの上部のほうに引っかかりがあって、内張りはがしを突っ込んで手前に引っ張ります。
少し浮きますが、このまま無理に引っ張ると割れるかもしれないので、パネル全体を少しづつ外していきます。
全体が外れていれば、パネルを軽く引っ張るだけでとれます。
外したオーディオパネル
前からみると、ネジ穴が1カ所確認できます。
ネジがそのままだとオーディオパネルが外れない構造なので、忘れないよう注意です。
裏側から見たところです。
プラスティックのパーツで12カ所が止まっているので、全体を少しづつ浮かせながら手前に引っ張ったほうが良さそうです。
まとめ
タント(L375S)のオーディオパネルを外すのは、慣れれば2~3分ぐらいで出来る簡単な作業です。
オーディオ交換で必須の作業になるので、この記事を参考にチャレンジしてみてください。