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ドラレコの電源はどこからとるの?(ヒューズボックス編)【タントL375】

悩める人

ドラレコって自分で取り付けられるの?配線が見えないようにキレイに隠したい!

このような疑問にお答えします。

結論:ドライブレコーダーは少しの道具と手順さえわかれば誰でも簡単に取り付けできます。

今回、シガーソケットから電源をとっていたのを、配線を隠すためにヒューズボックスから電源をとりなおしました。

「シガーソケットが使えない」「見た目は悪い」「ボックスを開けるのに干渉する」ので邪魔になっていました。

今回は実際の作業場面を紹介しながら解説していきます。

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作業前の注意点

まず、作業を開始する前に注意点があります。

  • 必要な道具を揃える
  • 電源を扱うので、事前にバッテリーを外しておく
  • 粘着テープ(強め)

次から順番に説明していきます。

必要な道具

シガーソケット用の電源ソケットのままでは、ヒューズボックスに接続できません。

シガーソケットからヒューズボックス対応に変換するアダプターが必要になります。

今回は「エーモン(amon)電源ソケット4957(同等品1542)」を使用しました。

これがないと配線がつなげません。

変換アダプタ自体は工具がなくても取り付けできますが、アース接続するときにスパナが必要になります。

アース接続

アースとは「電気機器と大地を電気的に接続する」こと。電化製品の漏電で、アースがないと電化製品が壊れたり感電する可能性が高まる。アース接続していれば、漏電した電流は地面に流れ被害を防ぐことあができる。

バッテリーを外すときにレンチ(10㎜)を使用しますが自宅にあるもので大丈夫です。

プロ用じゃなくても良いのですが、もし持っていなければ工具セットがあると便利です。

ビニールテープは電源ソケットを車体に固定するために使用します。

固定しないと車の内部でブラブラするのでしっかり固定しましょう。

バッテリーを外す

レンチ(10㎜)でマイナス端子の固定具を外します。

端子が他の場所に接触しないようにテープでぐるぐる巻きにして固定します。

これで準備が整いました。

次からはグローブボックスを外して、ヒューズボックスが見えるようにしていきます。

グローブボックスの外し方

助手席側のグローブボックスです。

これを外すとヒューズボックスが見えてきます。

グローブボックスを開けた状態です。

丸で2か所囲んだところが、固定部分です。

ここから外していきます。

外し方の手順(取り扱い説明書より)

固定部分はツメのような突起があります。

グローブボックスは、ある程度の柔軟性があるので内側に押し込みながら手前に引っ張ると突起部分が外れます。

反対側も同様の手順で外していきます。

左側側面にグローブボックスと黒いパーツがつながっています。

これは、グローブボックスがゆっくり開け閉めできる仕組みです。

作業の邪魔になるので外していきます。

合計3か所が外れるとグローブボックスが全開になります。

最後に2か所、固定部分がありますが、これは引っ張れば外れます。

これでグローブボックスが完全に外れました。

四角で囲んだ部分が、今回電源をとるヒューズボックスです。

次から電源に接続していきます。

ヒューズボックスから電源を取る

これから電源をとっていきます。

ヒューズやヒューズボックスについて解説した後、実際の場面を見ながらすすめていきます。

ヒューズボックスとは何か?

ヒューズボックスとはヒューズが集まっている箱(ボックス)です。

つまり、電源が集まっている場所です。

ヒューズ電源を使えば、取り出したい電気が流れている純正のヒューズと差し替えるだけでカンタンに電源が取り出せます。

エンジンルームと車内に存在することが多いですが、今回は配線も考慮して車内側から電源を取り出しました。

ヒューズとは?

ヒューズとは規定以上の電流が流れると一部が焼き切れるように作られたパーツのこと。焼き切れることで、ヒューズ以降の回路には過剰な電流が流れないという仕組み。これにより、電気部品の故障が避けられます。

ヒューズボックスの見取り図(取り扱い説明書より)

出典:ダイハツ「タント説明書」p263より

ヒューズボックスの表記には英語で色々書いていますが、「ACC」を探しましょう。

左列の上から2段目にあります。

「ACC」は、アクセサリーモードのことで、エンジンが動いていなくても電装品が使える状態のことです。

変換アダプタからのでているヒューズは「ACC」に差し込みます。

実は、この画像は間違って「SOCKET」に差し込んだものです。

当然、ドラレコの電源がつきませんので気をつけてください。

画像には写っていませんが、車には元々「ヒューズプラー」というヒューズを外す道具が備え付けられています。

ヒューズプラーを使うと簡単にヒューズが取り外せます。

「ACC」の場所にある「7.5」と書かれたヒューズを引き抜きぬいて、変換アダプタから出ているヒューズを差し込みました。

アースの固定

変換アダプタからアース線が出ているので、車体のどこかに取り付けます。

金属部分であればどこでも良いです。

内部を見るとすでに、ボルト部分にアースが取られているところがあるので同じ場所に取り付けました。

変換アダプタの固定

最後に、変換アダプタが不安定なのでテープで車体に固定します。

多分、外れると思いますが、定期的に様子を見てみようと思います。

これで作業は完了です。

まとめ

地方の移動手段は車が主役で1人1台かならず所有しています。

趣味ではなく実用車ですから出来るだけ車の維持費は節約したいですね。

今回、ドライブレコーダーを自分で取り付けましたが、最大のメリットは工賃がかからないことです。

ドライブレコーダーと10㎜のレンチ、電源ソケットを用意して、手順さえわかれば誰でも簡単に取り付けできます。

シガーソケットから電源をとると見た目が良くないのでヒューズボックスから配線をとりなおしました。

力はあまり必要ないですが「バッテリーを外すのが怖い」とか「お金の節約の必要がない」場合はプロにお願いしましょう。

エーモン(amon)

今回使った変換アダプタは「エーモン」製で、車のDIYを助けてくれる製品を多く出しています。 ドライブレコーダーの取り付け手順や動画もあるので参考にしてください。

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