カングーも4万キロを超えエンジンの音が大きくなってきた気がします。
YouTubeで「オイル交換をさぼったエンジンの内部を分解する動画」があったのですが、見ると小石のようなオイルの塊やフィルター部分やチューブの中にも同じような塊が…
その動画を見て以降、オイル交換とオイルフィルター交換だけでは不十分な気がして「エンジン大丈夫か?」と思っていました。
調べてみると、オイルと一緒に入れることで、エンジン内部を洗浄してくれる「オイル添加剤」の存在を知りました。
「オイル添加剤」は効果が感じにくいので使うかどうか意見が分かれますが、個人的には「お守り」のつもりで入れています。
エンジンが少し静かになってレスポンスが良くなる気がしますが、あくまで「気がする」程度です。
数年前から使ってますが、不具合はないですよ。
カングーのまとめ記事はこちら↓
カングー(ABA-KWK4M)の車両情報
- メーカー:ルノー(本社フランス)
- 車名:カングー(アクティフ)
- ドア数:5ドア
- 乗車定員:5名
- 型式:ABA-KWK4M
- 全長×全幅×全高:4280×1830×1810mm
- 車両重量:1460kg
- 総排気量:1598cc
- 燃料タンク:56リットル
- 使用燃料:ハイオクのみ
- タイヤサイズ:195/65/R15(前後同じ)
- アイドリングストップ:なし
- 適合バッテリー:LN2
- 初年度登録:平成27年1月(2015年)
今回つかったオイル添加剤とオイルジョウゴ
KUREのDEEP CLEARはボトルから注ぎやすい形になっていますが、エンジン周りにこぼすと後々めんどうなのでジョウゴは揃えるのがおすすめです。
注意:エンジン回りは火気厳禁なので、オイル添加剤がこぼれたら必ず拭き取ります。
エーモンのジョウゴは「注ぎ口部分」と「伸縮できるホース部分」にわかれていました。
2つをつなげるとこんな感じです。
伸縮式なので、短い状態で140㎜で最大で240㎜まで伸びます。
カングーはジョウゴのホース部分は必要ありませんでした。
オイル添加剤を入れる方法
- ボンネットを開ける
- オイルキャップを開ける
- オイルを入れる
ボンネットを開ける
カングーのボンネットを開けるレバーは助手席側にあります。
足元にあるレバーを手前に引くとボンネットのロックが外れます。
オイルキャップを開ける
ボンネットを開けると中央のエンジン部分に黄色いキャップが見えます。
オイルは「黄色いキャップ」が目印です。
キャップはネジのようにグルグル回らないので注意してください。
方向としては、「縦」と「横」しかありません。
「縦」が閉まった状態です。
「縦」になったキャップを左にまわして「横」にします。
「横」はキャップが開いた状態です。
キャップが「横」になった状態で「手前に引っ張る」とキャップが取れます。
引っ張るのに少し抵抗を感じますが、気にせず引っ張りましょう。
オイルを入れる
エンジン周りは火気厳禁なので、オイル添加剤がこぼれないようにジョウゴを使います。
ボトルだけでも注げますがエンジン奥のほうにこぼれると拭けないので、トータルの手間を考えると初めからジョウゴを使ったほうが無難です。
今回使ったエーモンのジョウゴはホースを使わないほうが、ちょうど良い長さでした。
最後に「黄色のキャップを縦」にして閉めれば完成です。
注入後オイルキャップを閉め、5分程アイドリングします。
オイル添加剤を入れる時の注意点
- オイル添加剤を入れる量
- オイル添加剤を入れるタイミング
オイル添加剤を入れる量
この商品の場合は、オイル6Lまでは1本(オイル3Lまでは半分)を目安に、オイル規定量を超えないようエンジンオイル注油口から注入します。
一般的なオイル添加剤の適切な使用量は、使用する添加剤の種類や目的、車両のエンジンオイルの容量によって異なるので、必ず容器に記載された指示に従いましょう。
オイル添加剤を入れるタイミング
オイル交換時:一般的に、エンジンオイルを交換する際に、オイル添加剤を使用することが推奨されます。オイル交換時にオイル添加剤を入れることで、エンジン内部の清浄度や耐摩耗性を向上させることができます。
長期間の走行や高負荷の運転後:長期間の走行や高負荷の運転を行った後は、エンジンやエンジンオイルに負荷がかかっているため、オイル添加剤を入れることでエンジン内部の清浄度や耐摩耗性を保つことができます。
エンジンノッキングや異音が発生した時:エンジンノッキングや異音が発生した場合は、オイル添加剤を使用することで、エンジンのノッキングや異音を抑えることができる場合があります。ただし、原因がエンジン内部の損傷によるものである場合は、オイル添加剤を使用するだけでは解決しないことがあります。
燃費向上を目的として:一部のオイル添加剤には、燃費向上を目的としたものもあります。燃費向上を目的とする場合は、オイル交換時に入れることが推奨されています。
オイル添加剤のメリットとデメリット
- メリット:洗浄とパフォーマンス向上
- デメリット:機能不良の原因となる可能性あり
オイル添加剤は、車両のエンジンオイルに添加することで、エンジンの保護やパフォーマンスの向上を図ることができます。
ただしメリットばかりでなく、車両によっては機能不良の原因になる可能性があります。
できるだけ信頼あるメーカーから商品を選ぶことをおすすめします。
メリット:洗浄とパフォーマンス向上
摩擦低減:オイル添加剤には、エンジンの部品同士の摩擦を減らす成分が含まれています。これにより、エンジンの静粛性を高め加速やトルクなどのパフォーマンスを向上させることができます。
シール補修:オイル添加剤には、エンジン内部のシール材料を柔軟にする成分が含まれています。これにより、オイル漏れを減らすことができます。
清浄効果:オイル添加剤には、エンジン内部の汚れを除去する成分が含まれています。これにより、エンジンのパフォーマンスを向上させ、燃費を改善することができます。
保護効果:オイル添加剤には、エンジン内部の部品を保護する成分が含まれています。これにより、エンジンの寿命を延ばすことができます。
冷却効果:オイル添加剤には、エンジン内部の熱を逃がす成分が含まれています。これにより、エンジンの冷却効果を高めることができます。
エンジンオイルの劣化抑制:オイル添加剤には、エンジンオイルの劣化を抑制する成分が含まれています。これにより、オイル交換の間隔を延ばすことができます。
※車両によってはオイル添加剤が必要ない場合や、添加剤の種類や使用方法によって効果が異なるため、使用前には必ずメーカーの取扱説明書などを確認することをおすすめします。
デメリット:機能不良の原因となる可能性あり
機能不良の原因になる可能性:オイル添加剤には、様々な成分が含まれており、車両によっては機能不良の原因になることがあります。例えば、添加剤がエンジンオイルの流動性を悪化させたり、オイルフィルターを詰まらせたりすることがあります。
費用がかかる:オイル添加剤は、エンジンオイルに添加することで使用するため、オイル交換時に追加の費用がかかります。また、一部の高性能なオイル添加剤は、他の添加剤に比べて高価なことがあります。
効果がない場合がある:オイル添加剤によってエンジンオイルの性能を向上させることができますが、すべての車両に同じ効果があるわけではありません。また、オイル添加剤が適切に使用されなかった場合、効果がないこともあります。
製品の信頼性の問題:オイル添加剤市場は非常に広く、品質のばらつきがあるため、信頼性の問題があります。低品質の添加剤は、車両のエンジンを損傷する可能性があります。信頼できるメーカーから製品を選ぶことが重要です。
車両メーカーの保証に影響を与える場合がある:オイル添加剤は、一部の車両メーカーが推奨する使用方法に違反する場合があります。その場合、車両メーカーの保証がなくなる可能性があるので注意が必要です。
※車両によってはオイル添加剤が必要ない場合や、添加剤の種類や使用方法によって効果が異なるため、使用前には必ずメーカーの取扱説明書などを確認することをおすすめします。
まとめ
オイル交換とオイルフィルター交換を定期的に行うことで、エンジンを快調に保つことができます。
「オイル添加剤」はあくまで補助的な役割なので大きな期待はしないほうが良いと思います。
できるだけ、カングーに長く快適に乗りたいので「お守り」のつもりで入れてます。