夏になると気になるのが車のエアコンのニオイ。
エアコンフィルターは暑くなる前に交換しておきたいパーツです。
カングー(KWK4M)のエアコンフィルターは誰でも簡単に交換できるので、ネットで購入して自分で交換するのがおすすめです。
自分で交換する手順はこちら↓
前回交換したMEYLE社製のエアコンフィルターが1年経過したので、新しくMANN社製に交換してみました。
MEYLE社製のエアコンフィルター↓
新旧の汚れ具合も含めて報告します。
MANN社製のエアコンフィルター↓
カングー(ABA-KWK4M)の車両情報
- メーカー:ルノー(本社フランス)
- 車名:カングー(アクティフ)
- ドア数:5ドア
- 乗車定員:5名
- 型式:ABA-KWK4M
- 全長×全幅×全高:4280×1830×1810mm
- 車両重量:1460kg
- 総排気量:1598cc
- 燃料タンク:56リットル
- 使用燃料:ハイオクのみ
- タイヤサイズ:195/65/R15(前後同じ)
- アイドリングストップ:なし
- 適合バッテリー:LN2
- 初年度登録:平成27年1月(2015年)
MANN社製のエアコンフィルター
外箱と内容物
黄色と緑の外箱を開けると、フィルター本体が2つと簡単な説明書がついています。
検索するときは「純正品番」と「MANN社の品番」があると簡単なので、以下に載せておきますね。
エアコンフィルターの品番
純正:7701209837
MANN社:CU/FP 2418-2 (CU 2418-2の表示が多い)
説明書をチェック
説明書にはエアコンフィルターの交換方法と、エアフロー(空気の流れ)に従って向きを変えるように注意されています。
実際の蓋はネジ1本で固定されています。
エアフローの向きに従って、フィルター本体を取り付けます。
エアコンフィルター本体上部に、エアフローの向き(矢印)が書かれています。
MANN社製のエアコンフィルターについて
現時点(2023年)では、MANN社製でカングー対応のエアコンフィルターが品切れになっていることが多いです。
最近は「MANN社」を優先的に探して、もしも、その時点で販売してなければ「MEYLE社」を使ってます。
理由は、「MANN社製は本体に黒いレール(プラスティック)が付属しているから」。
黒いレールの何が良いのか?
カングーのフィルターの置き方として、本体2個を縦に重ねるタイプです。
理由①:「上のフィルターが重いと、下のフィルターが潰れるかも」
理由②:「上のフィルターが固定されずにグラグラする」
と言う理由です。
MEYLE社だとプラスティックのレールが付属していないんですね。
まあ、それでも特に不具合はないですが…
過去のフィルターはこちら↓
ちなみに、以前のフィルターは黄色でしたが、現在は白色に変更されています。
フィルター交換に準備するもの
エアコンフィルターの蓋は、このネジ1本で固定されています。
頭が六角形なので、六角ソケットレンチのサイズ5.5㎜(2面幅)が必要です。
こちらのネジを外していきます。
通常はソケットとラチェット本体が必要ですが、もし持っていなければ、SK11(藤原産業)というメーカーのソケットだと買ってきてそのまま使えます。
その時、使った工具はこちら。
ちょうど、こんな感じで持って回せます。
カングーを出来るだけ整備するには、ある程度の工具も必要になるので簡単な工具セットを揃えておくと便利です。
今回はこちらのラチェットレンチを使用。
交換方法は過去記事へどうぞ
エアコンフィルターを外す
MEYLE社製のエアコンフィルター(1年経過)
取り外したMEYLE社製のエアコンフィルターは、ちょうど1年ほど経過しています。
上からみると引っ張る部分が少し汚なくなっています。
本体2個を並べてみても、そんなに汚い感じはしないですね。
「うーん、言われれば汚れているような…」ぐらいの印象です。
まあ、フィルターに汚れが見えるレベルだと「ものすごい汚れてる」ので、「まだいけるかも」ぐらいで交換しておきましょう。
「毎年、本格的な夏が来る前に交換」と決めておけば忘れません。
新旧フィルター比較
こちらは、上が「新しいフィルター」、下が「古いフィルター」を並べてみました。
古いフィルターもキレイですね。
MANN社製のエアコンフィルターが入らない
これまで何度も交換してきたエアコンフィルターですが、今回はなぜかうまく収まらない。
原因はこちら↓
なぜか、黒いレール部分が収まらない。
昔の動画も見返しましたが、形は昔と同じっぽいですね。
おそらく、内部のどこかで干渉してると思うんですが…
とりあえず今回は黒いレール部分は折りましょう!
本体のフィルターさえおさまれば良いですからね(細かいことは気にしない)。
黒い部分はプラスティックなので、何度か折り曲げるとパキッといきます。
工具使わなくても結構、キレイに折れました。
交換方法はいつも通り。
エアフローの向きに気をつけましょう。
もし反対に取り付けても壊れるわけじゃないので安心してください。
集塵性能は低下してるかもしれませんが。
カングーのエアコンフィルター交換を解説(動画)↓
まとめ
車のエアコンをつけると変な匂いがしたら、まずはエアコンフィルターを疑え!
簡単に交換できますしね。
カングーのエアコンフィルターは、自分で「ネットで購入」→「自分で交換」がおすすめです。
工賃分(1000円前後)が浮くので、その分まめに交換してあげましょう。
基本、フィルターは洗って再利用できないので「使い捨て」。
カングーのエアコンフィルターは3,000円前後(2023年時点)なので、よく値段を覚えておきましょう。
車屋さんに何でもお任せにすると維持費がとんでもなるので注意が必要です!
MEYLE社製のエアコンフィルター↓
MANN社製のエアコンフィルター↓