ブログ初心者がぶつかる壁が「Googleアドセンス」。
Googleアドセンスで大事なのはこれだけです!
- Googleアドセンスのプログラムポリシーに準拠しているか?
なので、プログラムポリシーを理解して実践することが最短合格コースです。
私は20回以上も落ちましたが、こんな簡単なことに気づくまで時間がかかってしまいました。
合格のためのチェックリスト9個を解説したので、最短合格への向かって自分のサイトと照らし合わせて修正しましょう。
チェックポイントの要約3つ(9項目)
① →コンテンツ系(4項目)
② →必須項目系(2項目)
③ →使いやすさ系(ユーザビリティ)(3項目)
アドセンスの良いところは何度も挑戦できるところ(しかも無料!)。
あきらめずに改善を図ればいつか合格できるはずです。
「申請した」→「落ちた」→「ブログやめた」となる前に対策しましょう。
コンテンツ系(4項目)
- アフィリエイトを外す
- 記事の量と質
- YMYLを外す
- 禁止コンテンツを外す
- 著作権侵害していないか?
アフィリエイトを外す
合格する直前に対策したのが「アフィリエイトを外す」。
私が落ち続けた原因は「これだ」と思っています。
「アフィリエイト広告を貼っているけど合格しました」「アフィは合格に関係ない」という人もいるので、1個でもあったら「アウト」ではなさそうです。
アフィリエイトがあると不利な理由として、
「企業広告に不適切な表現がある」「広告や外部リンクが多いと有益性のないコンテンツと見られる」かもしれない可能性があるからです。
アフィリエイトの貼り付けが多いとアドセンスに不利な可能性があります。
落ちたときは、落ちた理由がハッキリとわからないので可能性があるものは対策しておきましょう。
記事が多いほどアフィリエイトを外すのが面倒になります。
どうせ始めたころは誰も見ていないので、アドセンスに合格するまでアフィリエイト広告は貼らないほうが良いかもしれません。
記事の量と質
記事の文字数は最低1000文字以上、できれば2000から3000文字は欲しいところです。
何文字以上が合格ラインという規定はありませんが「1000文字以下では検索意図を満たせない可能性が高い」というのが理由です。
記事の質をあげようと思えば、必然的にある程度の文字数が必要とになります。
記事に質に関して言えば「他の記事を参考にしても丸パクリはダメ」です。
広く使われている物やサービスについて書こうとすると、記事の内容が同じようになるので独自性(オリジナリティ)が大事になります。
オリジナリティといっても高度な知識や技術ではなく、「自分の体験や感じたこと」を自分の言葉で文章化するだけです。
同じような回答ばかりだとGoogle側にとってもメリットがありません。
Googleとしては色んな回答があるほうが多様な検索意図を満たせるはずなので、オリジナリティが重要になります。
さらに、気をつけたいのが文字以外の要素として「図解」、「表」、「オリジナル画像」をできるだけ使うことです。
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他のサイトと内容がかぶるような記事でも、できるだけオリジナリティが10%以上は盛り込めるように心がけています。
YMYLを外す
YMYL(Your Money Your Life)とは、お金や健康など人生に大きな影響を及ぼす領域のことです。
具体的には以下の6項目が挙げられています。
ショッピング、または金銭の取り引きを扱うページ
インターネットショッピングに関するページです。Webサイト上でものやサービスを購入したり、決済を行うページが該当します。
金融情報を扱うページ
年金、保険、投資、税金、クレジットカード、不動産の購入、ローンなど、お金に関する情報を扱うページが該当します。
医療の情報を扱うページ
健康や病気、薬、メンタルヘルス、栄養などの医療情報に関するページが該当します。
法律の情報を扱うページ
遺言書の作成、離婚、裁判など法律に関するページが該当します。
ニュース記事や国民に対する公式な情報を扱うページ
災害時の対応や政策、国の対応などに関する情報が該当します。
その他YMYLに関わるページ
養子、車の安全に関する情報など、上記具体的に挙げたジャンルには該当しなくても、YMYLに該当すると判断されるものが該当します。
引用:ディーエムソリューションズ株式会社
YMYLに該当しそうな6つのジャンルの記事があれば、削除するか下書きに戻しましょう。
このジャンルの記事は書いたとしても検索での上位表示は望めないので、初めから書かないほうが無難ですし労力も無駄になりません。
YMYLかどうかは「自分が書きたいキーワードを検索する」と簡単に判別ができます。
検索結果で上位表示が「個人運営のサイト」か「企業・法人、公式サイト、官公庁、自治体、新聞社、出版社、医療機関などのサイト」なのか確認してみましょう。
また柏崎剛さんが開発した「再検索キーワード調査ツール」でもYMYL度が調べられるのでよく参考にしています。
例えば家計簿アプリで有名な「マネーフォワードME」を調べてみると以下のようになります。
やはりお金に関してのキーワードなので「YMYL度:高」とでました。
禁止コンテンツを外す
Google AdSenseヘルプにコンテンツポリシーという項目があります。
収益化するためにはコンテンツ内容に制限がかけられるので、記事が該当しないかどうかチェックしましょう。
制限といっても「常識で考えればわかるでしょ」「倫理的にダメだよね」という範囲なので、難しく考える必要はありません。
コンテンツポリシーは12項目あります。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的コンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
本文に具体例があるので、1度すべて読んでおくことをオススメします。
必須項目系(2項目)
- プライバシーポリシーの開示
- お問い合わせフォームの設置
- 番外編→プロフィールは必要か?
プライバシーポリシーの開示
「Google のサービスを利用することでデータの収集、共有、利用しますよ」というのがプライバシー ポリシーです。
こちらから内容を確認できます。Google AdSenseヘルプ:必須コンテンツ
サイトの運営体制がしっかりしている、信頼性が高いという証明になります。
お問い合わせフォームの設置
お問い合わせはサイトの信頼性に関わる項目です。
知らないうちに著作権侵害や違法なコンテンツになっていた場合、お問い合わせフォームがないと連絡がとれません。
こちらが意図しない内容の不備があればお問い合わせフォームで指摘や警告として連絡が来るはずです。
少なくとも連絡もなく、いきなり訴えられることはないでしょう。
お問い合わせフォームは「Contact Form7」(無料)というプラグインを使っています。
実際に導入してカスタマイズして使っていますけど、導入は簡単ですよ。
こちらが実際のお問い合わせフォームになります。
番外編→プロフィールは必要か?
実は合格者の中には「プロフィールがなかった」または「1行しか書いてなかった」という方もいるようです。
Googleとしては運営者情報に書いてある内容が本当か?まで調べる時間はないでしょうから「なくてもオッケー」です。
「できれば書きましょう」という程度で良いと思います。
ですが、近年「E-A-T」という考え方が出てきており、それぞれExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)、の頭文字をとった略語です。
Expertise(専門性):
Webサイト・ページのコンテンツによって異なるが、Webサイトやコンテンツの作成者が特定のトピック(分野)の「専門家」と
みなされる
(※ここで言う「専門家」は社会的な地位や資格を問うものではなく、特定のトピック(分野)について詳しい者を指す)
Authoritativeness(権威性):
Webサイトやコンテンツの作成者は、特定のトピック(分野)において多くの人に認められている存在である
Trustworthiness(信頼性):
Webサイトの運営者及びWebサイトの内容自体が、信頼できる
出典:アイレップより
自分の実績として証明できるようなものがあれば、できるだけ掲載しておくことは大事です。
使いやすさ系(ユーザビリティ)(3項目)
- カテゴリーの数を絞る
- ヘッダーメニューを設置する
- サイトマップを作る
カテゴリーの数を絞る
カテゴリあたりの記事数が少なすぎると評価が低くなる可能性があります。
各カテゴリやタグの記事一覧が表示されるページにコンテンツは十分入っているでしょうか?
例えば1記事や2記事程度しかないカテゴリやタグページはコンテンツが不十分だと判断されるかもしれません。
むやみにカテゴリやタグを増やすのではなく、そのカテゴリやタグの記事をある程度作成するのかもよく検討するようにしましょう。
竹中文人 (YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
出典:「アドセンスの審査基準って?エキスパートが教える合格の秘訣」より
カテゴリーが多い場合は1カテゴリーあたりの記事数が少なくなるので、コンテンツ不十分と判断されないために整理統合しておきましょう。
ヘッダーメニューを用意する
コンテンツにユーザーにとって有益な情報が含まれており、ユーザーがアクセスしやすいように整理されていることも重要です。テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。
出典:Google AdSenseヘルプ「Google AdSense のコンテンツとユーザー エクスペリエンス」
Googleはユーザーが求めている情報が簡単に見つけられることを重視しています。
「簡単に知りたい情報にたどり着くか?」というのも大事な要素です。
サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。ナビゲーション バーを作成する際は、次の点を考慮してください。
配置 - すべてのナビゲーション要素がすべてのデバイスで正しく配置されているか。
読みやすさ - サイト上のテキスト コンテンツは読みやすいか。
機能性 - プルダウン リストが適切に機能しているか。すべてのナビゲーション要素がクリック可能かどうか。
正確さ - ナビゲーション要素を使い、ユーザーが適切なコンテンツにアクセスできるか。
出典:Google AdSenseヘルプ「Google AdSense のコンテンツとユーザー エクスペリエンス」
Google AdSenseヘルプにもナビゲーションバーまたはメニューバーを用意することが大事と書かれています。
メニューバーはこちらです。
メニューバー以外にも、「目次」、「カテゴリー」などは自分でカスタマイズできるので、申請する前にチェックしておきましょう。
- ナビゲーションバーまたはメニューバー
- 目次
- カテゴリー
私は、アドセンスに挑戦するときコンテンツの量と質ばかりに目がいって、レイアウトや操作性は後回しになっていました。
とにかく記事を書くことに集中していたので、読みやすさを考えていませんでした。
アドセンスにチャレンジすることは、自分のサイトのあり方を見直す良いきっかけになりました。
サイトマップを作る
サイトマップはHTMLとXMLの2種類あります。
簡単に言うとHTMLサイトマップは人間が使うマップ(地図)、XMLサイトマップは検索エンジンが使うマップになります。
HTMLサイトマップは下の画像のように、サイト全体を把握して目的のページに簡単にたどり着くことができます。
HTMLサイトマップは、WordPressのプラグイン「PS Auto Sitemap」を使って自動作成と自動更新してくれますよ。
もうひとつのXMLサイトマップは、検索エンジンがページを認識するときの手助けになります。
Googleがサイト内をクロール(巡回)して「新記事がでている」とか「リライトされている」など、前回との変化点を見つけやすくしてくれます。
審査と言っても人間が全てのサイトを細かく見ているわけではないでしょう。
検索エンジンによってページを認識しているはずなので、XMLサイトマップの作成はかなり重要な要素だと考えています。
XMLサイトマップは、WordPressのプラグイン「XML Sitemaps」を使うと、記事を公開すると自動でサイトマップを更新してくれますよ。
まとめ
Googleアドセンスで大事なのは「プログラムポリシーに準拠しているか?」
これだけです!
アドセンスに合格すると収益がでるのでブログを継続するモチベーションにつながります。
もし合格できなくても何度でも挑戦可能です。
ブログの収益化を目標にしている人は、まずは気軽に申請してみましょう。
今回のチェックリストと照らし合わせて、必要なところを修正してみてください。