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車検で必須な発炎筒の代わりに使えるLED非常信号灯がおすすめな理由

いつも車検を受けるたびに「車検の見積もりで発炎筒って入ってるけど本当に必要なの?」「有効期限切れってあるの?」と思っていました。

非常事態にしか使わない発炎筒。

車検のたびに使ってない物を捨てるのも何かもったいない気がしていました。

新しい発炎筒も1,000円しますから余計に無駄な感じがします。

そこで、見つけたのがLED非常信号灯です。

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このLED式なら1度購入すると、ずっと使えるので買い替えなくて良いんです。

結論:発炎筒は車検に必要だがLED非常信号灯という代用品がおすすめ

本記事では、車検で必要な発炎筒の役割について解説します。

この記事を参考に車に載っている発炎筒の有効期限と状態を確認しておきましょう。

この記事でわかること

・発炎筒は車検で必要か
・発炎筒の有効期限と保安基準
・発炎筒の種類と価格
・LED式の非常信号灯がおすすめ
・発炎筒の処分方法

カングーのまとめ記事はこちら↓

発炎筒は車検で必要です

  • 2つの「はつえんとう」
  • 発炎筒の有効期限と保安基準
  • 所定の位置に置く
  • 発炎筒はどこで買えるのか?

2つの「はつえんとう」

「発炎筒」と「発煙筒」。

どちらも同じ「はつえんとう」ではありますが、全くの別物です。

まずはこの2つの違いを説明します。

  • 発炎筒:強い光をだす
  • 発煙筒:大量の煙をだす

光と煙の違いです。

このうち、車の装備義務があるのが強い光をだす「発炎筒」です。

どちらも非常事態を周囲に知らせますがが、煙が出たら周囲の車の視界が悪くなって困りますよね。

また夜間は煙が見えにくいデメリットもあります。

光のほうが非常事態を知らせるのに好都合です。

発炎筒の有効期限と保安基準

発炎筒の正式名称は「自動車用緊急保安炎筒」で日本工業規格(JIS)によって規格が定められています。

普段の車の運転で発炎筒を装備していなくても罰金や減点はありません。

特別な調査が行われた場合は、整備不良とされて15日以内に発炎筒を用意しなければなりません。

有効期限は4年です。

一度もつかったことがないのですが、古くなると燃焼時間が短くなったり、火力が弱まるそうです。

正常に燃焼できるのが4年ということですね。

だいたいは、車検や定期点検でお店の人がチェックしてくれますが、発炎筒の横に有効期限が入っているので、自分の目で一度確認しておきましょう。

保安基準では、燃焼時間が5分以上、炎の色は赤色炎、光度(明るさ)が160カンデラ以上と定められています。

1回しか使えないので試すことができません。

所定の位置に置く

発炎筒はどこに置いているか覚えていますか?

通常、運転席か助手席のドアポケット、運転席か助手席のダッシュボード下の側面に置いているはずです。

国土交通省のサイトにも「使用に必要な場所に備えつける」と書かれています。

原文はこちらです(お時間のあるかたはどうぞ)。

  • 夜間200mの距離から確認できる赤色の灯光を発するものであること
  • 自発光式のものであること
  • 使用に必要な場所に備えつけられたものであること  以下、略

引用:国土交通省

国土交通省の保安基準の中で、従来の燃焼式の発炎筒ではなく基準をクリアしたLED非常信号灯があるのをご存じですか?

保安基準に適合していれば車検も通ります。

価格の比較

  • 発炎筒:500~2,000円
  • LED非常信号灯:1,000~2,000円

以前車検の見積もりをしたときの画像です。

従来の発炎筒は数百円から購入できますが、車検の見積もりでは1,000円になっていました。

車検の見積もり

発炎筒も種類があって高い物はピック付きでガラスを割ることができます。

発炎筒はどこで買えるのか?

  • インターネット
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • ホームセンター

発炎筒やLED非常信号灯が買える場所は、インターネット、カー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンターなどにも置いています。

発炎筒の期限が過ぎていたり、何か不備があれば早めに買い替えましょう。

LED非常信号灯と発炎筒を比較する

LED非常信号灯と発炎筒を比較しながら、それぞれメリット、デメリットを検討していきます。

LED非常信号灯と発炎筒の違い

項目非常信号灯発炎筒
視認距離夜:200m夜:2キロ
操作性スイッチを入れるだけキャップについている擦り板で点火
連続使用時間点滅時間:約8時間燃焼時間:約5分
有効期限なし 電池交換が必要製造後から4年
使用回数制限なし1回
車検対応対応
LED非常信号灯と発炎筒の違い

LED非常信号灯のデメリット

LED非常信号灯のデメリットは、発炎筒に比べて視認距離が短いことです。

発炎筒は夜間で2キロに対して、非常信号灯は200mしかありません。

発炎筒は燃焼すると非常に明るいのですが、燃焼時間は5分と短いため事故などで長時間停車させると時間が足りません。

海外のサッカー試合で発炎筒がよく使われますが、たしかに昼間でも明るいですよね。

LED非常信号灯のほうがメリットが多い

操作性、連続使用時間、有効期限、使用回数の項目で発炎筒よりLED非常信号灯のほうが優れています。

LED非常信号灯は電池を使用してから約8時間から長いもので20時間点灯できるので、救出されるまでの時間を気にする必要がありません。

しかも、筒の底が磁石になっているので車に直接くっつけることができます。

底が磁石なので車にくっつく

発炎筒であれば、手で持つか地面に置くぐらいしかできません。

また、発炎筒の有効期限は4年ですが、LED非常信号灯であれば有効期限はありません。

普段から使うことはありませんが電池切れや電池の液漏れの可能性があるので、車検ごとに電池を新品に入れ替えて動作するか点検しておくといざと言う時に安心です。

LED非常信号灯は安全面も優れています。

発炎筒は燃焼するので、車内で子供が誤って点火させて車両火災の危険性があります。

国土交通省でも「発炎筒の誤使用に注意!~車両火災になることがあります~」というタイトルで注意喚起をしています。

燃焼によって火が出るので、燃えやすいもの(ガソリンなど)の近くであれば火災、人体に触れれば火傷の可能性があります。

小さなお子さんがいる家庭では、発炎筒は車の中には置いておきたくないですね。

その点、LED非常信号灯は火災、火傷の心配いらずで小さな子供でも扱えます。

何度も練習することができるので、子供も含めてみんなで操作確認ができますね。

発炎筒とLED非常信号灯は値段に大きな差がありません。

LED非常信号灯は一度購入すると買い替えの必要もないので、これから購入をするならLED非常信号灯を検討してみてください。

発炎筒が1個1000円とすると、1個買うだけで元がとれてしまいます。

その後の車検や有効期限のたびに買いなおす必要もありません。

発煙筒の処分方法は?

発炎筒は燃焼するので、処分の際は十分注意してください。

使用済みの発炎筒は一般ごみで捨てられますが、一度、水につけて確実に消火を確認してから捨てましょう。

有効期限切れやLED非常信号灯へ買い替える場合、未使用の発炎筒を捨てることになりますが、個人の処分はできません。

処分する場所は、発炎筒を購入したお店、カー用品店、ディーラーなどで引き取ってもらえます。

お店によって対応が違うと思いますので、必ず問い合わせをしてから持ち込みましょう。

まとめ

LED非常信号灯の視認性は200m程度と発炎筒よりも劣りますが、車体にくっつける便利な使い方があり、電池を入れかえればずっと使える利便性があります。

発炎筒は1度しか使えず使用期限もあります。

「200m先が見えれば十分だ」という方は、LED非常信号灯への切り替えを検討しましょう。

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