「車のフロアマットって洗えるの?」って昔は思ってました。
車に乗るたび汚れた靴で踏んでますから、そりゃものすごい汚れますよね。
汚れがそのままになってると、雑菌が繁殖して嫌なニオイの原因に…
嫌なニオイを抑えるためには、洗うしか方法がありません。
フロアマットを洗わないのは、毎日同じ服を着てるようなものです。
車のフロアマットは誰でも簡単に洗えるので、ニオイが気になったらまず洗ってみましょう!
車のフロアマットが一番汚ない
フロアマットは表面の毛足が長いタイプだと、汚れが奥に入り込んで目立たない。
汚れが分かりにくく、普段の洗車では後回しにしがちですね。
靴の裏が直接ふれるので車内で最も汚れやすい場所です。
マック食べながらドライブすることもあるので、後部座席のフロアマットなんて子供の食べたポテトの残骸がみつかることもあります。
個包装のあめ玉の袋なんかも、なぜかでてきます。
今までフロアマットを洗ったことがない人は、かなり汚いはずですよ。
簡単に洗えるので、半年ごとに洗ってます。
車の床がきれいになって、良いニオイがすると気持ち良いですよ。
フロアマットの洗い方
- 晴れた日の朝から準備
- 準備する道具
- フロアマットを天日で干す
- ゴミやホコリを叩いて落とす
- 掃除機で吸い取る
- シャワーで全体の汚れを洗い流す
- 衣類用洗剤で洗う
- 柔軟剤を使う(お好みで)
- 乾燥:脱水して天日干し
- 車に取り付ける
晴れた日の朝から準備
フロアマットは乾燥に時間がかかるので、天気が良い日がおすすめです。
乾燥させている間はフロアマットがないので、車に乗れません。
車を使う予定をいれないように。
準備する道具
- 掃除機(できればコードレス)
- 衣類用液体洗剤(または食器用中性洗剤)
- 柔軟剤(好みによる)
- ブラシ(風呂床洗い用)
- たらい(大きめ)
準備するのは家にあるもので十分。
車の掃除にはスティックタイプのコードレス掃除機が必須ですね。
数年前に購入したボッシュ(BOSCH) BBS1223WJPです。
画像の状態で2.9kg。
まあまあ重たいですが吸引力が強いので気に入ってます。
ブラシはダイソーで購入した「風呂床を洗う用」を使用。
食器洗い洗剤を使う人もいますが、個人的には衣類用の液体洗剤がおすすめです。
フロアマットを天日で干す
車から全てのフロアマットを取り出します。
カングーだと、運転席、助手席、後部座席の3パーツです。
早速、水をかけたいところですが、まずは太陽にあてて干すことでしっかり乾燥させます。
湿気があると、掃除機で吸い込んだり、叩いたりしても汚れがくっついて落ちにくいです。
そこで、乾燥させることで汚れがとれやすくなり、紫外線でダニや細菌を死滅させます。
紫外線を当ててダニや細菌を死滅させます。
ゴミやホコリを叩いて落とす
乾いた後にすぐに掃除機をかけたくなりますが、もうひと手間!
土や砂、大きいゴミやほこりは、あらかじめ叩いて落としておくと掃除機の吸い取りが効率的です。
フロアマットの中にからみついて取れないゴミもありますからね。
掃除機で吸い取る
フロアマット全体を掃除機で吸い取っていきます。
できれば、吸い取る前にブラッシングしてゴミを浮かせておきましょう。
この段階でずいぶん見た目がキレイになっていると思います。
シャワーで全体の汚れを洗い流す
今回は自宅の駐車場の水道を使いましたが、アパートやマンションだと風呂場で行います。
シャワーでフロアマット全体を濡らして、ざっと汚れを流していきます。
フロアマットは折りたためるので、たらいでも十分洗えます。
衣類用洗剤で洗う
洗剤を水を混ぜてフロアマットに流しかけ、ブラシを使ってゴシゴシ洗っていきます。
ブラシはダイソーで購入した「風呂場の床を洗う用」を使用。
洗剤の量は?
洗剤の量は適量があります。洗剤の量を2倍にしても洗浄力は2倍になりません。かえって入れすぎると、いつまで経っても泡がなくならないという事態になります。
①衣類用洗剤(液体)と水をたらいの中で混ぜておく。
洗剤の適量は以下の通りです。
- 65L:1杯(約58ml)
- 55L:0.8杯(約49ml)
- 45L:0.7杯(約40ml)
- 30L:0.4杯(約25ml)
いちいち計るのもめんどくさいので、いつもたらいの中にキャップ1杯に入れてます。
※洗剤の入れすぎ注意
②水で希釈した洗剤をフロアマットにまわしかける。
③ブラシで汚れをかきだす。
④水をかけて泡がなくなるまで、よくすすぐ。
柔軟剤を使う
衣類用洗剤の後に柔軟剤を使います(お好みで)。
希釈した柔軟剤をフロアマットにかけたら、すぐにすすぎます。
柔軟剤は「衣類を柔らかく仕上げる」「香りづけ」「消臭・防臭効果」が期待できます(製品による)。
個人的には柔軟剤を使ったほうが、香りが良いので好きですね。
乾燥:脱水して天日干し
最後は乾燥です。
今の段階だとフロアマットにかなり水が含まれているので、持ち運ぶとダラダラ水が落ちてきます。
外だと問題ないですが、風呂場で洗ったあとはタライに入れて持ち運びます。
洗濯機の容量が10㎏以上あれば、一度脱水したほうが良いですね。
脱水って優秀なので、かなり水分をとばしてくれて時短になります。
脱水後に干せば3、4時間ぐらい。
水を含んだまま干すと、6、7時間ぐらいは乾燥させてます。
ベランダや風通しの良い場所で干しますが、「陰干し」か「天日干し」はお好みですね。
紫外線を当てると生地の色が落ちたり素材が傷む可能性がありますが、殺菌効果を期待して天日干しにしています。
車に取り付ける
フロアマットを触ってみて乾燥を確認します。
表面だけ乾いている場合もあるので、グッと押してみて奥まで乾いているか確認しましょう。
※運転席のマットはしっかり固定してください。
時間のないときは粘着カーペットクリーナーを使う
フロアマットを洗うときは、水洗いから乾燥までどうしても時間がかかります。
「時間がないけど掃除したい!」
そんなときは、「粘着カーペットクリーナー」を使う手もあります。
あの、粘着テープを「コロコロ」転がしてゴミをとるやつ、ですね。
汚れぐあいにもよりますが、一時しのぎとして「コロコロ」しましょう。
まとめ
車のフロアマットは汚れが目立ちにくいですが、実はものすごく汚れています。
まめに洗っている人は少ないと思いますが、汚れがあると雑菌が繁殖して臭いの原因になります。
車のフロアマットも、いつも来ている服や布団なんかと同じで清潔にしておきたいですね。
エアコンをつけて閉め切っている車内で「ホコリや雑菌がうようよ」「息するから吸うよね?」と思ったら洗いたくなりませんか?
子供たちと一緒にドライブするときには、特に「キレイにしとこう」と思います。
フロアマットはだいたい3か月ごとに洗っていますが、毎月でも良いぐらいですね。
洗ったことがない人は、簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
車のシートも自分で洗えます↓
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