ダイハツタント(DBA-Ⅼ375S)のエアコンフィルターは自分で簡単に交換できます。
エアコンから変な匂いがするときは、エアコンフィルターの汚れを疑ってみましょう。
「エアコンフィルターの交換時期は1年または1万kmの早いほうで推奨されている」ことが多いので、何年も交換していない人は要注意!
「エアコンの風が、実は汚れたフィルターを通って出てきていたら?」と思うと気持ち悪いですよね。
フィルターは2,000円から4,000円で購入できるし、作業時間も10分ぐらいで出来ますよ。
タントのエアコンフィルターは「エムリット」を愛用しています。
すべて日本国内製造で、素材から加工、検査・梱包まで行って世界13か国へ輸出しているそうです。
「花粉症の方には、是非とも使って頂きたい。」と書いてます。
動画はこちらから↓
エアコンフィルターの交換
エアコンフィルターを交換する3つの手順
- グローブボックスを外す
- エアコンフィルターの交換
- グローブボックスを取り付ける
エアコンフィルターは助手席のグローブボックス奥にある
通常はエアコンフィルターを見ることができません。
実は助手席にあるグローブボックスの奥に隠れているのです。
グローブボックスの外し方
2か所の突起部分と1か所のダンパー部分を取り外します。
合計3か所を外すと、内部がよく見えるて作業しやすくなります。
突起部分(2か所)を内側に押しながら外す
グローブボックスのを開けようとすると画像の突起部分に当たって、それ以上開かない仕組みになっています。
グローブボックス全体はプラスティックなので、力を加えると少しゆがめることができます。
突起部分を内側に押し込みながら手前に引っ張ると外れます。
反対側の突起部分も同様に内側に押し込みながら手前に引っ張ります。
「ちょっと大丈夫かな?」と心配になりますが、案外丈夫にできてますよ。
画像のように突起部分が外れました。
左右2か所の突起部分が外れると止める部分がなくなるので、グローブボックスがさらに大きく開きます。
ただし、グローブボックスが手前に引けても、画像左に見える黒いダンパー部分で止められてしまいます。
黒いダンパーを外す
黒いダンパーは開け閉めをゆっくり制御する機能がありますが、外さないとエアコンフィルターが交換できません。
グローブボックス外側に向かって手で引っ張ると取れるのですが、今回、硬かったのでダンパーの止め部分を軽くペンチなどで押さえてから引っ張りました。
画像のように、引っかかり部分を軽く押さえておくと外しやすくなりました。
あまりギュッとし過ぎるとパーツが破損しそうなので、ほんの軽めに押さえておきましょう。
黒いダンパーが外れました。
グローブボックスを固定するものがなくなり、さらに大きく開けられるようになります。
エアコンフィルターを取り出す
エアコンフィルターを取り出して、新しい物に交換していきます。
白い部分にエアコンフィルターがある
画像右側にある白い部分にエアコンフィルターが収まっています。
エアコンフィルターの蓋を開けます。
蓋を固定している部分を押さえながら、手前に引っ張ると簡単に外れますよ。
蓋が外れるとエアコンフィルターが見えてきます。
エアコンフィルターの取り出し
エアコンフィルターは固定されていないので、手前に引っ張るだけで取り出せます。
見た目は購入時とあまり変わらないのですが、「汚れは見えるだけ」とは限りません。
見た目で判断するのが難しいので、やはり定期的な交換がオススメですね。
新しいエアコンフィルターと取り換え
新しいエアコンフィルターを取り付けます。
エアコンフィルターは空気の流れの関係で、取り付けに向き(方向)があります。
画像のように「UP」と書かれたほうを上にして取り付けます。
入れ替えたら、先ほどと逆の手順で蓋を閉じます。
グローブボックスを元に戻す
あとは、グローブボックスを戻したら作業完了です。
ダンパーを取り付ける
黒いダンパーを取り付けます。
グローブボックスの突起部分を押し込む
グローブボックスの左右にある2か所の突起をはめ込みますが、ただ押し込むだけです。
最後にグローブボックスを開け閉めしてみて、キチンと動きを確認しておきましょう。
これで作業完了です。
まとめ
エアコンフィルターは毎年交換が基本(メーカーも推奨してます)。
7月ごろからエアコンがフル稼働するので、夏前の交換がオススメですね。
しかも初めから「7月に交換する」と決めておくと覚える必要がないので楽ちんです。
作業は「素人でもできるぐらいの簡単さ」なので、自分でやれば工賃が浮きますよ。
「壊れたらどうしよう」「自分でやるなんて無理」と思ったときは業者さんにお願いしましょう。
くれぐれも無理しないでくださいね。