車の中はいつの間にか嫌なニオイがついてきます。
ニオイの元は汚れからなので、車のシートや足元に置いてあるフロアマットなど。
どちらも面倒くさくて、なかなか洗わないですよね。
フロアマットも簡単に洗えますよ↓
車のシートは「どうやって洗うの?」と思う方もいると思いますが、リンサークリーナーを使えば水洗いできます!
さすがに洗濯ものを手洗いするように、じゃぶじゃぶ洗うことはできませんが、汚れはかなり落ちますよ。
実際にシートを洗っている画像を使って、洗い方や注意点について解説していきます。
カングー(ABA-KWK4M)の車両情報
- メーカー:ルノー(本社フランス)
- 車名:カングー(アクティフ)
- ドア数:5ドア
- 乗車定員:5名
- 型式:ABA-KWK4M
- 全長×全幅×全高:4280×1830×1810mm
- 車両重量:1460kg
- 総排気量:1598cc
- 燃料タンク:56リットル
- 使用燃料:ハイオクのみ
- タイヤサイズ:195/65/R15(前後同じ)
- アイドリングストップ:なし
- 適合バッテリー:LN2
- 初年度登録:平成27年1月(2015年)
リンサークリーナーとは
リンサークリーナーは、布製品を洗える洗浄機のこと。
メーカーによって「リンスクリーナー」「カーペットクリーナー」と呼ばれていますが、どれも仕組みは同じです。
汚れた部分に水を吹きかけて汚れを浮かせ、浮かせた汚れを水ごと吸引します。
水洗いできない布製品のシミや汚れが落とせるので、絨毯やカーペット、ソファなどのお手入れができます。
コンパクトタイプは持ち運びしやすく、家の中だけじゃなく屋外で車のシートにも使えます。
リンサークリーナーの注意点
注意点
・音がでかい(夜は使えない)
・吸引後もある程度ビショビショ(洗濯機の脱水レベルを期待しないで)
・付属のノズルで噴霧すると疲れる(広範囲は無理)
動作音がうるさいので、ご近所迷惑を考えたら夜は使えません。
吸引後もある程度はビショビショなので、車のシートを吸引した直後に座るとズボンが濡れます。
しっかり吸引してますが、洗濯機の脱水後のイメージを持っているとガッカリします。
さすがに「そこまでは無理」。
あと、付属のノズルで噴霧するときにレバーを毎回引くので、広範囲に吹き付けようとすると疲れます。
タンクも小さいし。
ただ、注意点に対する準備をしとけば、コスパ高くて良い製品なんですよね。
リンサークリーナーで調べるとわかりますが、業務用で10万ぐらい、海外製だと2、3万が当たり前。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーは1万ぐらいで買えるので、非常にコスパ良し!
車のシートを洗うことに限れば、「天気が良い日の昼に洗う」「噴霧器を別に準備する」という対策をとれば十分です。
業者に頼むと高いですし、自分で出来るに越したことないです。
シートを洗う手順
準備するもの
- リンサークリーナー【RNS-300】
- 電源延長コード10m(必要に応じて)
- 噴霧器4Ⅼ
- 衣類用洗剤(お好みのやつ)
リンサークリーナー【RNS-300】
これがないと始まりません。
吹き付けた水を強力に吸引してくれます。
電源延長コード10m(必要に応じて)
リンサークリーナーはコンセントから電源を取るタイプなので、屋外で使うときには電源の確保が必要です。
屋外に電源がなければ、家の中から延長コードをつないで使うことになります。
今回は自宅の駐車場だったので、家の中から10mの延長コードをつなぎました。
マンションの方だと難しいですよね?
なんと、今は充電式のポータブルタイプが販売中!(さすが、アイリスオーヤマ)
これなら車の中でも、どこでも自由に使えます↓
噴霧器4Ⅼ
リンサークリーナーに付属している噴霧装置だと、大量に吹き付けるのには向いてません。
車のシートにたっぷり吹き付けたかったので、今回は噴霧器を使いました。
4Lのコイツは水回り関係のメーカーで有名な「TAKAGI」ですね。
もう一つ「工進(KOSHIN)」も持ってますが、どちらも蓄圧式で性能も値段も同じぐらいです。
噴霧器の使い道は、床下に潜って「シロアリ予防の薬剤噴霧」したり、「車のシート洗い」、「エアコン洗浄」で活躍しています。
さすがに、シロアリ用の薬剤を使った後にほかの用途で使う気になれず、KOSHINは「シロアリ用」、TAKAGIは「車とエアコン」という感じで使い分けています。
衣類用洗剤(お好みのやつ)
衣類用洗剤は好きなものをどうぞ。
うちでは「さらさ」を使っています。
厳密な濃度は決めてませんが、泡立ちすぎると後が大変なので「4Lの水にキャップ半分の洗剤」にしています。
今のところ、この分量で「泡立ちすぎて困った」ということはないです。
シートに水(洗剤入り)をかける
噴霧器を使ってシートに水(洗剤入り)をかけていきます。
噴霧器の使い方
蓄圧式噴霧器は内部を空気で加圧することで、液体を噴霧する仕組みになっています。
まずはポンプ部分で十分に加圧できたら、ノズルの手元にあるプッシュレバーで開放することで噴霧できます。
噴霧の形状も調節すれば変えられます。
後部座席です。
ビショビショになるぐらい、吹き付けます。
運転席です。
ヘッドレストも思いのほか汚れているので、たっぷり吹き付けておきます。
リンサークリーナーで吸い取る
あとは、吹き付け部分をひたすら吸引していきます。
シートに対して強めに押さえながら、手前に引いていくと水分が吸い取られるのがわかります。
画像だとちょっとわかりにくいですが、「茶色い汁」が本体へ吸い取られていきます。
初めてやる人は、あまりに汚いので軽くショックを受けると思いますよ。
吸い取られた水分が溜まるタンク部分です。
タンクは取り外し可能なので、中身をだしていきます。
このあと、泥水がでてきます。
タンクの底部分に「栓」があるので、開放して中身を出します。
キレイな水だったのに…
泥水になってでてきました。
車のシートって、こんなに汚れてるんですね。
※注意:リンサークリーナーで吸引しても、まあまあビショビショです
乾燥
この日は、晴天で外気温27~28℃ぐらいでした。
ドアを全開放!
昼から始めて夕方には乾燥できたので、だいたい4~5時間ぐらいかな?
注意点として、リンサークリーナーで吸引しても「洗濯機の脱水」レベルには至りません。
まあまあ、ビショビショな状態なので、乾燥する時間は十分確保しときましょう。
リンサークリーナーの後片付け
泥水が入っていたので、中を水で洗い流しておきます。
このまま保管したら、次回使いたくないですからね。
ホース部分も同様に水で流しておきます。
色んな部分が分解できるので、水洗いできるのはうれしいところです。
まとめ
車のシートってなかなか洗わないけど、車の中のニオイって気になりますよね。
汚れは雑菌を繁殖させて、ニオイの原因となります。
夏なんかは、車のシートに汗がべったりついた時なんかは洗いたいですよね。
じゃあ、自分で洗ってみよう!
ということで、アイリスオーヤマの【RNS-300】というリンサークリーナーを使っていますが、注意点を対策すればコスパの高いやつです。
業務用や海外製はむちゃくちゃ高い!業者に依頼しても高い!
コスパ良く、そこそこキレイになればいいんじゃないの?
「今年こそチャレンジしてみよう」という人は、参考にどうぞ!