検索順位チェックツールはいろいろありますが、GRCの歴史は古く2004年から配布開始して多くの導入実績があります。
しかもコスパが高く「ブログ初心者ほど早く導入したほうが良い」ぐらいオススメですが、いきなり有料版を導入するのは悩みますよね。
そこで、GRCの無料版(一部制限あり)があるのでメリット、デメリットも含めて解説していきます。
無料版でも基本機能は有料版と同じなので、機能をしっかり試したうえで有料版を検討しましょう。
要約
・GRC無料版で使える機能と使えない機能
・有料版との比較
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GRC無料版で使える機能
検索順位のチェックの基本的な機能は有料版と同じですが、「調べられるキーワード数」「登録できるURL数」「上位追跡できる数」が制限されています。
調べられるキーワードは10個まで
無料版は検索順位が知りたいキーワードを10個まで登録することができます。
キーワード選定をして記事を書いているはずなので、該当するキーワードを入れていきましょう。
選定したキーワードだけでなく、似たようなキーワードでも引っかかる可能性があります。
1つの記事に対して出来るだけ多くのキーワードを登録しておくと、時間の経過とともに有益なデータが蓄積されていきます。
以下にキーワードの数え方について例を挙げてみましょう。
- 「GRC」の1語でキーワードが1個
- 「GRC」「ツール」の2語でキーワードが1個
- 「GRC」「ツール」「使い方」の3語でさらに1個となります。
1語はたいていビックワードですので、企業や団体が上位表示されているはずです。
個人で検索上位を目指すのであれば、2、3語のキーワードで検索上位を目指しましょう。
そう考えると1記事につき3個のキーワードを登録するとして、4記事書くと12個の登録が必要になるのですぐに10個の上限がくると思います。
登録できるURLは3個まで
無料版で登録できるURLは3個までです。
URLというと「1記事ごとにURLが違うから3記事までしか登録できないの?」と思うかもしれません。
確かにパーマリンクを見るとURLスラッグ(URLの最後の部分)が違いますよね。
記事のURLは「https://picoliblog.com/○○○○」になっており、○の部分は自分で作成しているはずです。
ですが、ここで言うURLとはURLスラッグの前の部分で、当サイトでは「https://picoliblog.com」を意味します。
3つ目のサイトを運営するまでは制限に引っかかりません。
4つ以上のサイトを運営していれば制限に引っかかりますが、そんな場合はすでに有料版を使っていると思います。
個人運営で稼げていない段階であれば、登録できるURLが3個までという制限は気にする必要がありません。
無期限で使える
無料版はキーワード登録数やURL登録数に制限がかかっていますが、無期限で使えます。
無期限自体はありがたいのですが、あくまで使い勝手をみるための無料版です。
「無料版を無期限で使おう」と思っても、記事の追加によって検索キーワードが膨大に増えるので、キーワード10個ではすぐに制限がかかります。
それよりも早く有料版にしてデータを蓄積しながら分析するほうが成果をあげられるはずです。
GRCの一番安いプランのベーシック版を年払いにすると月額413円です。
キーワード500個の検索順位を人間がやると気の遠くなるような膨大な作業になりますが、1日14円で自動でやってくれるのであれば非常に助かりますね。
「これは使える」と感じたら、すぐに有料版に切り替えましょう。
GRCのすべてのプラン比較
無料版 | ベーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
---|---|---|---|---|---|---|
月払い | 0円 | 495円/月 | 990円/月 | 1,485円/月 | 1,980円/月 | 2,475円/月 |
年払い | 0円 | 4,950円/年 (2ヶ月分お得) | 9,900円/年 (2ヶ月分お得) | 14,850円/年 (2ヶ月分お得) | 19,800円/年 (2ヶ月分お得) | 24,750円/年 (2ヶ月分お得) |
期間 | 無期限 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
URL数 | 3 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
検索語数 | 10 | 500 | 5,000 | 50,000 | 500,000 | 無制限 |
上位追跡 | 2 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
リモート閲覧 | - | – | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
CSV自動保存 | - | – | – | – | – | 利用可 |
それぞれ記事を書くペースがありますが、1年で100記事書いたとしてもキーワード500個(ベーシック)あれば十分です。
1記事あたり5個のキーワード登録して500個の計算。
1年で100記事を超える人は少ないでしょうが、本気でブログをやりたい人におすすめなのは「スタンダード(検索語5,000個)」です。
月に20~30記事書く人もいるので、そんな本気の人は「スタンダード」を選びましょう。
まあ、続けられる自信がなければ「ベーシック(検索語500個)の月払い」で様子をみても良いと思います。
GRC無料版で使えない機能
GRC無料版では検索順位チェックに直接関連しない、「リモート閲覧」「CSV自動保存」という機能は使えません。
これは、基本的な機能への影響は少ないので無くても問題ありません。
リモート閲覧
GRCを複数のPCで使用している場合に、他のGRCのデータを閲覧することができます。
他のGRCのデータをリモートデータといいます。
リモートデータを閲覧する機能を、リモートデータ閲覧機能といいます。
リモートデータ閲覧機能によって、複数のGRCでデータを共有することができます。
※ データを閲覧する側のGRCに、スタンダード・ライセンス以上のライセンスが必要です。
閲覧する項目数に制限はありません。
検索順位チェックツールGRC 操作ガイドより
CSV自動保存
項目一覧CSVファイルを自動で保存する
順位チェック完了時に、項目一覧CSVファイルを自動的に保存することができます。
サイト毎、グループ毎など出力対象の範囲を指定して保存することもできます。
※ この機能を利用するには、アルティメット・ライセンスが必要です。
検索順位チェックツールGRC 操作ガイドより
まとめ:無料版でも基本機能が十分使える
GRC無料版は「検索順位チェック」という基本機能においては有料版と同じです。
しかも無期限で使えてありがたいのですが「キーワード登録数」「URL登録数」に制限があるので、「これは使える」と判断したら早めに有料版に切り替えましょう。
検索順位の変動がデータとして蓄積されるので、できるだけ早く有料版に切り替えてキーワードをたくさん登録したほうが貴重なデータが集まります。
さらにブログ初心者の人こそ早めに検索順位チェックツールを導入するメリットがあると考えています。
それは、「記事を書く習慣ができていないから休みがち」「さらにモチベーションが下がり更新しなくなって挫折する」というパターンから抜け出せるというものです。
検索順位が見える「数値化」は人間にとって非常に大事なポイントです。
記事の検索順位が数値化されることで「Googleから評価されている」結果がでると自己肯定感も上がります。
さらに数値の内容を分析することで目標が明確になり「何をすべきか」がわかるとモチベーションもでてきます。
そのうちGRCを起動して順位をチェックするのが毎日の楽しみに変わっていきますよ。
「でも有料版はちょっとね」という方、まずは、無料版から体験してみてください。
検索順位チェックはキーワードの数が多くなると人間には無理です。
- 無料版:3サイト・10キーワードまで
- ベーシック(4,950円/年):5サイト・500キーワードまで
- スタンダード(9,900円/年):50サイト・5,000キーワードまで
- エキスパート(14,850円/年):500サイト・50,000キーワードまで
- プロ(19,800円/年):5,000サイト・500,000キーワードまで
- アルティメット(24,750円/年):サイト無制限・キーワード無制限
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