定年後、年金とは別に「2,000万円のお金が必要だ」という発言が問題になりました。
普通の感覚だと「そんなお金あるわけないでしょ」「毎月の給料日前でも金ないのに」と言いたくなりますよね。
定年後は若い時と違って体力が落ちてバリバリ働けなくなるので、「お金がなくても働けば良いや」という選択肢が無くなってしまいます。
ましてや、年齢と共に病気やケガになる確率も高まるので、ある程度、働かなくても生きていけるだけのお金が必要になるんです。
そして、自分が年をとって初めて老後のお金の心配をし始めたとき、「お金の増やし方」についてまったく知らないことに気が付きました。
ネットで調べながら試行錯誤でやってきましたが、しっかりした知識があれば「お金って増える」んです!
何かあやしげな情報教材とかじゃないですよ。
答えは「金融庁が厳選した優良な投資信託を定期的に買い付ける」だけ。
「投資は難しいもの」ではなく誰でも簡単にできるものです。
「もっと若い時に投資のことが知ってれば…」と後悔していますが、仕方がない。
「投資が怖い」「投資って本当にお金が増えるの?」「ぼったくりじゃない?」という方に向けて、つみたてNISAに年間40万円投資している結果をお伝えしていきます。
投資信託に年間40万円投資した結果【3年11か月】

現在の値段(評価額)が2,555,657円で、実際に支払った金額が1,852,001円です。
投資信託を定期的に積み立てたことで増えた分が703,656円になります。
銀行の定期預金の利息では絶対に増えない額ですね。
選んだ投資信託と投資方針
アクティブ投資とインデックス投資
- アクティブ投資:ファンドマネージャーや投資家が市場の動向や企業の業績などを分析し、市場平均を超える収益を目指して投資を行う投資方法のこと
- インデックス投資:株式や債券などの金融商品を、市場平均や特定の指数に追随することを目的とした投資方法のこと
市場平均や特定の指数に連動した「インデックス投資」を選択しました。
理由として、アクティブ投資は「手数料が高い」「インデックス投資にほとんどが勝てない」ということがデータでわかっているからです。
なので、インデックス投資であれば定期積立の設定が終われば、あとは何もすることがありません。
定期的に株価や指数のチェックをする必要がないので、仕事や子育てや家事で忙しい方には最適です。
積立て設定と売却したもの
積立て継続中
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
積立て停止(保有中)
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
売却したもの
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
全世界株式(オール・カントリー)は広く世界の株式に分散されており、2021年11月より積立て始めました。
2021年ごろまで米国のS&P500を中心としていましたが、米国の利上げによって景気後退が起こりそうだったので広く世界に分散したものに変更しました。
投資信託のインデックス投資では、米国の厳選した500社を集めた「S&P500」か、全世界に広く分散した「全世界株式(オールカントリー)」が投資における最適解としてよく挙げられます。
まとめ
銀行口座だけではお金が増えません。
早く証券口座を開設して、税制で有利なNISA口座で投資信託を買いましょう。
資産形成は複利の効果が絶大なので、出来るだけ早く始めて時間をかけて積み立てることで加速度的にお金を増やせます。
まだ証券口座を持っていない方だと、おすすめは「楽天証券」と「SBI証券」です。
私は両方とも口座開設していますが、昔から楽天経済圏のサービスをよく使っていたので、まず「楽天証券」から開設しました。
「SBI証券」も手数料が安くて良い証券会社なので、楽天のサービスをあまり使わない方は「SBI証券」をおすすめします。